愛知県と岐阜県の県境にまたがる、旧国鉄中央線の廃線区間に残されているレンガ積みの
トンネル群を観てきました。
春と秋の年2回のみの公開でなかなか予定が合わず今回やっと行くことができました。
JR定光寺駅を降り、すぐに旧線路敷地に入れます。
この急階段を昇り旧敷地へ入る。この急階段が一番の難所。
受付で保存協力金100円を払い見学開始。旧国鉄の定光寺駅と古虎渓駅、多治見駅間にある
1号から14号までの明治の廃トンネルのうち一般公開されている3、4、5、6号を観る約1.7
Kmのお散歩です。
3号の西側口
3号の中
途中、橋の跡もわたることができ、休憩所やイベントコーナーも用意されている。
4号西側口、入口に木が育っている
4号中、歩きやすいが石がごろごろ
4号東側、4の文字がはっきり残る
5号東側
5号中 レンガにすすのあとが残る。
今回より設置されたC57の実物の動輪。自転車で漕いで回すことができる。
水を横に逃がす溝
6号西側、333m一番長いトンネル。ここは暗い
インバート構造が見られるようにしてある。インバーととはトンネルの強度を上げるためになるべく円に近い構造にするため地面下まで円にした構造。
6号中、ライトは必要。
6号東側、木が堂々生えている。
6号トンネルを出て終点、この先は岐阜県ですぐそこに7号トンネルがあるとの
ことだが、残念ながら未整備、岐阜県の許可がでないとのこと。
県境の鉄橋跡 向こうは岐阜県。
6号途中の灯り。
泥流を線路下に逃がして川へ送る暗渠。
暗渠の川側の放出口。
帰りにせっかくなので、対岸にある定光寺と山側にある玉野御嶽神社へ御参りいきました。
定光寺、尾張徳川家の菩提寺
新緑がきれい。
玉野御嶽神社、地元の氏神。東海自然歩道でいける。
鉄道マニアではないが帰りのついでに定光寺駅を撮影
何と断崖絶壁にホームがある。
ホームの端から現在のトンネルと未公開の2号トンネルを写す。
2号トンネルの向こう側には1号トンネルが僅かに見える。
まもなく普通列車と特急列車が同時に撮れました。
次回の一般公開は秋の紅葉シーズン。新緑と紅葉の両方で味わいたいと思います。