岐阜県と長野県境にある恵那山(2,191m)へ登ってきました。
今回は多くは森林に覆われ、眺望は良くないといわれる恵那山において
比較的眺望がいいという神坂峠登山道を行きます。
国道19号線より中津川で県道7号線に入り、林道大谷霞が原線をくねくね登ります。
広い分岐に出てすぐ登山道があります。
(駐車場より北側にある峠の説明看板)
数台分の駐車場がある。平日なら余裕で止められそうだ。
午前7時40分登山開始
(神坂峠ルート登山口)
しばらくいい景色を眺めながら緩やかに登る。
(登り始めてすぐに登山口を振り返る)
すぐに富士見台パノラマコースの分岐山頂に出る。ここまで来る展望コースも神坂峠側にある。
(ゆるやかな気持ちいい道が続く)
30分ほどでこの早くもこのコース一番の景勝地という富士見台パノラマコース山頂に着く。
(富士見台パノラマコース山頂、遠くにこれから向かう恵那山を望む。
眺望だけが目的ならここで引き返しても損はない)
(左側にいい景色を見ながら歩く。前方に恵那山,あの上まで暗くならないうちに行って帰ってこれるのか)
すぐに森林帯入り45分ほどで鳥越峠にでます。
(鳥越峠分岐、神坂峠まで来ず林道の途中から来る道との分岐になる)
(わかり易い標識が一枚あり。これしかなかったような)
しばらく尾根道特有のアップダウンを来り返すが結構下ってしまう。
ここでの下りは疲れ切った帰り道はきつい登りになるなーと嫌の予感。
大きく崩れたウバナギに出る。
(ウバナギ、通過してから撮影。ここがウバナギという表示はなにもなく
雑誌と写真が一致するのでここだと思います)
崖っぷちが登山道の為ロープで立ち入り禁止にしてあるが、写真を撮ろうとして
入って落ちないように。
(新旧いろいろな標識が混在しているがこれはおどろおどろしいなー)
(恵那山をバックに小ピークの大判山を望む)
2時間ぐらいで途中のピーク大判山(1,696m)に到着。広い休憩所がある。
(大判山)
(大判山頂上の休憩所、遥か彼方に恵那山、まだまだ遠いなー)
大判山よりまたまた大きく下り、ひざが痛い。
コースはほとんど安全で登山道内を行けばてこずるような段差などはない。
(途中一か所唯一梯子がついていた)
(天狗ナギ、ここも案内板はなく雑誌の記事と見比べて判断してます)
天狗ナギを超えると登りがきつくなり樹林帯になる。
立ち枯れの林のなかを進み感じのいい道。
3時間ほどで登り切り恵那山本体の尾根の出る。
ここで中津川のウェストン公園からの前宮ルートと合流する。
(合流地)
あとは比較的平坦な道を山頂目指して行くだけです。
(山頂への縦走路、立ち枯れに木々の中を行きます)
途中いくつもお社があり信仰の山という側面も見えます。
(三ノ宮のお社、ここが最高地点とのこと)
そのまま進み山頂域に出ました。
(山頂域の避難小屋)
山頂域は高い木々に覆われ全く展望はありません。
広くて立派な避難小屋とエコトイレがあり、人気の山であることがわかる。
(山頂域唯一の展望ポイントという岩の上に上がったがガスってて何も見えず
避難小屋の屋根だけ見て降りました。)
山頂は小屋から少し南側へ行ったところ。平坦な木道を通りお社を過ぎて山頂がありました。
12時ちょうど山頂に到着。
(山頂の案内板)
(山頂域、展望台はあるが木がそれより高いため、晴れてても展望は望めないだろう)
(展望台よりの眺め。木々の背が高い)
山頂域あたりから小バエがものすごくたかりだし食事がまともにできない状態になりました。
季節的なのか花などはあまりありませんでした
12時40分。食事をして下山開始
来た道をまた戻ります。
下山は終始小バエとの闘いになりました。足を止めると顔中に小バエがたかりだし
まともに休憩ができない状態で気がせきました。
縦走路でのコースなので下山でも結構な登りがあります。
途中自転車を担いで登る大学生のグループと出会いました。こちらは歩くだけで大変なのに
凄いなー、ほかの山でもやっているそうです。
午後5時神坂峠に到着。あまり休憩も取らず一日中歩きましたが時間はかかりました。
なるべく日照時間の長い季節に上った方がいいと思います。