maruhana中高年日記

こんな感じでどうでしょー   

鎌ヶ岳に登ってきました

2016-06-28 10:57:48 | 旅行

 三重県菰野町の鎌ヶ岳に登ってきました。

以前に登った御在所岳の隣にある山で、文字どうり鎌を思わせる景観で

人気の山です。ただ超有名な御在所岳と異なり、平日は比較的登山者も

少なく静かさと険しさを求めたい方はこちらがおすすめです。

今回は湯の山温泉にある山岳寺より馬の背尾根より登り、長石谷で下山

するコースです。

まずは鈴鹿スカイライン沿いの駐車場より温泉街を抜け山岳寺へ行きます。

 

  (山岳寺、もとは御在所の山中にあったが織田信長に焼き討ちされて

                     後に今の地に再建されたとのこと)

山岳寺の裏山はいろいろなお地蔵さんが祀ってある遊歩道になっており、登り切った

ところが登山道の入口になる。

 

                        (馬の背尾根登山口)

 

しばらくはややきつめの登りがつづき、花崗岩の砂利で滑りやすいところもある

              (序盤あたりの登り、このような道がつづく)

 

           (尾根道の真ん中に石のオブジェ。この間を通りました)

 

                  (細かい砂利の急な下り、慎重に。)

 

しばらくは林の中で景色は無いが、722mの小ピークで展望が開ける。

     (小ピークより隣の御在所を望む。ロープウエイの鉄塔の存在感が大きい。)

 

                    (少し行くと鎌が岳が見えてきた。)

 

             (馬の背分岐付近より菰野町、雲母峰方面を望む。)

 

 

白はげという岩峰帯の展望が開けたところに出ます。

                (白ハゲ、岩の間を抜けてゆきます。)

 

ここから深いブナ林となりカズラ谷分岐につく。

                         (カズラ谷分岐)

 

ブナ林の下りを行くと岳峠につく、ここまでに多くの分岐があり、いろいろなところ

に行けるようだ、今後の楽しみにしよう。

                             (岳峠)

 

岳峠の森を抜けると突然眼前に鎌ヶ岳頂上部が現れます。

                        (頂上部、比較的平坦なところからいきなりそびえ立ている)

 

「まじかよ。どこから登ればいいんだ」と思い、目印を探すもついていない。

向かって右側の岩が薄いのでたぶんあそこだろうと思いこの急登を登りました。

(急登の途中で下を見る。思ったより岩が細かくしっかりしているので登りやすい)

 

        (登りの途中で菰野方面を望む。いかにも登山という光景だ。)

 

        (登る途中、南にそびえる鎌尾根を望む。

                 時間がないのでここは次回のお楽しみ。)

 

 

最後に急な岩場を登り山頂に到着。

山頂部はかなり広く、多くの登山者がいました。

 

            (鎌ヶ岳頂上の碑、岩の右側が武平峠よりの道)

 

   (山頂より菰野方面を望む、標識は長石尾根登山道)

 

         (頂上部、南北にかなり広く多くのグループもいた。)

 

                   (頂上にあるお社、お詣りをしました。)

30分ぐらいいて下山開始です。

岳峠まで戻り、長石谷登山道に入ります。

 

 

長石谷登山道は沢沿いに下りる道です。

初めは急なうえ大きな石が散乱状態で非常に歩きにくいです。

 

                 (大石がゴロゴロで歩きにくい)

 

             (川に水が流れる頃から歩きやすくなってくる。)

 

  (長石谷道の標識、どこの山でも同じだが尾根道に比べ沢道はわかりにくく

                目印も少ない、利用者が少ないためか。)

 

一時間半ほど降りると犬星大滝出会いに出る

 

 

              (犬星大滝、水量は少なめ落差20mくらいか)

 

<犬星大滝動画> 

 

 

 

(登山道、大きな岩をお尻でおります。登りだったら登れたか?)

ここから大小たくさんの滝が見られます。

感じのいいなめ滝がありましたので名前はないようですが撮っておきました。

 

 

  

 

 

 

               (石積みの人工物、炭焼き窯の跡かな。)

 

 

   (なんと岩の斜面のひびが登山道です、靴のヘリをひっかけて渡りました。

               しっかりしていますが落ちたら大変、慎重に。)

 

                  (感じのいい小滝、名無しです。)

 

          (2時間ほどで山頂からの長石尾根道と分岐に出る)

 

                  (川が広くなってきた、もうすぐだ。)

下山開始より3時間半ほどで長石谷登山道に到着、疲れました。

 

 

                       (長石谷登山道入口)

 

鎌ヶ岳は多くの登山道がありまた後日、ほかの道より登りたいと思います。


藤原岳に登ってきました。

2016-06-19 13:56:09 | 登山

 三重県いなべの藤原岳に登ってきました。

鈴鹿山系のたくさんの花で全国的に有名な山ですが、私が登った時は

季節の間で残念ながら花はほとんど咲いていませんでした。

今回は聖宝寺道より登り、白瀬峠に縦走し木和田尾道にて下山する周回

道を歩きます。

有料駐車場に車を止め、聖宝寺の境内を抜けます。

 

      (聖宝寺、紅葉の名所で境内に散策路、鳴谷滝があり楽しめるらしい)

 

大きな砂防ダムを越すと登山道が始まります

                     (砂防ダム越しの登山道)

 

すぐに小滝がある。これが長命水かな。

                 (長命水かな、綺麗な小滝があります)

 

しばらくは適度な登りが続きますが、ほとんど森のなかで展望はありません。

                      (わかりやすい道が続く)

 

六合目で広い平坦な広場に出る。季節が良ければ花が多く見られるのかな。

 

           (六号目 広場になっている、休憩にちょうどいい)

 

六合目を越えたあたりからガレ場が多くなってきた、足元に注意。

このあたり目印が薄くなり何度か迷いました、赤テープに注意。

                 (ガレ場注意、この登山道は親切だ)

                    (八合目、大貝戸道との合流点)

八合目を超えたあたりからようやく木が低くなり、展望が見え始めてくる。

        (八合目あたりの道、石が敷かれはっきりした道となる)

                (九合目、いなべ方面の展望が開ける)

ここから急になるが歩きやすい道を登ります。

                   (頂上域直下の登山道、石だらけ)

 

うえにでて急に景色が広がります。山頂域はかなり広いところで、ここから目的に

合わせて好きなところへ行きます。

        (藤原山荘、花の時期はかなりの登山客で賑わうらしい)

 

滋賀方面の絶景が見えるそうですが時間もないので展望台にいくのは

次回の機会にして天狗岩を目指します

     (展望台ある山頂、すがすがしく道がのびている。手前は藤原山荘)

山頂域はかなり広く絶好の観光地なんだろうカレンフェルトの大地が広がる。

 

山頂域を北上して林のなかにはいりしばらく行くと天狗岩に出ます。

 

(天狗岩、ここがこの山頂域の最高地点1165mとのこと、南側の山々の絶景

が望めます)

 

                           (天狗岩 展望丘が見えます。皆さんここで記念撮影するようです)

 

 

 

 再び登山道に戻り、北へ縦走します。

                (縦走路への分岐、白瀬峠を目指します)

すぐに開けた頭陀ヶ平に出ます。

ここは高圧鉄塔があり管理地で広場になっており、ヘリポートもあります。

                 (頭陀ヶ平、いなべの街が一望できる)

 

 

 

              (鉄塔の下をくぐり、白瀬峠を目指します)

この標識でなぜか迷ってしまいました、このあたりは鉄塔の管理用の道も多く

目印も紛らわしくついているので注意が必要です。

このあたりで少ないですが花が見られました。

この時期の花のシロヤシオとつつじです。

 

                          (シロヤシオ)

 

                            (ツツジ)

 

                                               (いわかがみ)

 

道は比較的平坦で歩きやすいです。

 

                       (感じのいい尾根道)

 

しばらくして白瀬峠に到着、ここから各方面に分岐しています。

御池岳方面への縦走路を少し登り、冷川岳に行ってみました。

                         (白瀬峠)

 

(冷川岳山頂、ほとんど山頂とはわからない、山頂とわかるものはこのテープだけ

 かわいそ過ぎる)

 

白瀬峠に戻り下山開始。木和田尾道に入り沢沿いを下る道になります。

 

   (坂本谷道との分岐、花の多い定番コースとのことだが現在は通行禁止)

 

途中に不自然な真っ黒い水たまりがあり覗いてみたら

 (晴天続きなのに不自然に真っ黒な水溜りがある、何だろう)

覗いてビックリ、オタマジャクシでした。タゴガエルかな 

 

 

 

 

木和田尾道はかなりの険道です、道も目印も登りのときの聖宝道より格段に不明瞭で

それまでのピクニック気分が吹っ飛び死ぬかと思いました。

       (下山時の沢伝いの道、写真ではわかりませんがかなりハードです)

この道で登るのは避けたいものです。

ふらふらになりながら登山道入口につき、やれやれと思いきや眼前にアオダイショウ

がかまくびを持ち上げて労をねぎらってくれました。

        (登山道入口にてアオダイショウが出迎えてくれました)

 

白瀬峠より2時間45分かかりました。

次回は花の見ごろ時期を調べて、他のルートも見てみたいと思います。

 

 

 

 


油日岳に登ってきました。

2016-06-11 10:36:10 | 登山

 三重県と滋賀県の県境のあり、鈴鹿山系の最南端にあたる油日岳に登ってきました。

国道25号線を経てつつじの名所という余野公園にはいりここから東海自然歩道を

奥に行き、奥余野公園という自然公園に駐車場と登山口がありますのでそこに車を

止めます。

(奥余野公園は7世紀の壬申の乱の古戦場とのこと)

 

 (案内板、今回はぞろぞろ峠を経て左に回り、油日岳を目指す周回コースです)

 

(登山口 源義経「平家追討の為の西国への道」の標識が下においてあります。)

義経が木曽義仲の討伐のために通ったという道が登山道になります。

登山口より東海自然歩道に入り、沢伝いに登りますがよく整備されていて

足場も不安はありません。

(東海自然歩道の沢渡り)

急な勾配を登ると分岐が現れます。ぞろぞろ峠です。

 

(ぞろぞろ峠。妙な名前の由来は何だろう、特に表記がない。)

右へ行くと旗山への周回や加太不動滝へ行くようですが、そちらは次回にし左へ行きます。

峠を少し行くと三重県側の展望が開けます。

(ぞろぞろ峠付近より。眼前に那須が原山と遠くに御在所岳かな)

 

(つつじが咲いていました)

 

余野公園はつつじの名所で、ちょうど見ごろの時期ですが、山中にはそれほど

多くありませんでした。

しばらくやや急なアップダウンを繰り返して最初のピークの倉部山頂につきます。

 

(倉部山山頂。標識が無ければ特に頂上だという感じはしない)

そのまま尾根伝いに縦走し、展望を望みながら歩きます。

 

<鈴鹿方面展望地という標識があるところです>

 

 

降りて次の峠「不鳥越峠」と書いてある。何と読むのかわからない。

(不鳥越峠標識。このあたりは名前の由来がよくわからない)

峠を降りてまた登りになります。

(倉部山を下りた不鳥越峠より三国岳を望む)

次に左の三重県側に伊賀市甲賀市側展望の標識がありました。

(伊賀市のゴルフ場が見えます)

ややきつい登りですが景色がいいのと登山道の状態ごとの距離が短く変化に富んでいるので

それほど疲れは感じません。

 

 

(三国岳山頂に到着。ここも標識が無いと頂上かどうかわからない)

 

三国山を降りる頃から勾配は急になる。細かい花崗岩の砂利道もあるので慎重に。

 

(三国山直下り。急です)

 

そして峠に降り切るところが最大の難所のロープ岩場。高さはなくしっかりしているので

問題はありませんが中高年の方は慎重に。

(ロープのついた岩場を降りる)

降り切ったところが望油峠

(望油峠。なぜかここだけクライマーのイラスト付き標識)

 

峠より再度ロープ岩場を慎重に登りややきつい勾配を進みます。

忍者岳への分岐がありそちらへ十数メートル行くと忍者岳とのこと

縦走路の最高地という忍者岳だけですがここも標識が無いと何もわかりません。

(忍者岳山頂の標識。名前の由来はここも不明)

登山道に戻りここから次の加茂岳への道は細い尾根伝いになります。

 

(かなり浸食された痩せ尾根)

多くのところで尾根が浸食されています。将来崩壊する所もあるかもしれません。

(ここも痩せ尾根。靴一足分の幅しかないので慎重に)

次のピークに到着。ここもよくわからない。

 

(加茂岳山頂)

加茂岳より細かなアップダウンで油日岳に着きました。

 

(油日岳山頂にて記念撮影)

平坦な山頂で展望はありません。

 

 (油日神社奥の院、甲賀市の油日神社は油の神様を祭り、国の重文とのこと)

山頂より少し北側に降りた所に小屋がありそこから景色が見えます。

 

(山頂小屋越に甲賀市側を望む。ここもゴルフ場が見える)

最後の下山ですがここからがかなりに急降下になります。

 

(下山道。急なうえ木の根が絡み合っています。足元に気をつけて)

すぐに沢に突き当たります。

(沢に突き当り分岐になります。下山の為右へ行きます)

 

(沢沿いの道。かなり歩きにくい)

沢沿いには落ち葉の体積物におおわれ足が埋まってしまうところもあります。

アルミの梯子で沢におりる。

 

 

(しっかりしているが、梯子自体はボコボコ)

あとは穏やかな道を降りてゆきます。

途中に大小の滝があります。

 

<三馬谷滝>

 

このあたりで地中よりタゴガエルと思われる鳴き声がグーグーと聞こえていました。

最後の林道にてモリアオガエルの卵を発見。

 

(モリアオガエルの卵)

そしていましたモリアオガエル

 

 

 (モリアオガエル 逃げる事無くカメラを睨み付けていました)

元の登山口の反対側の登山口に戻りこれで一周です。

 

わずか3時間半ほどの縦走でいろいろな状況を体験できる楽しいコースです

年を取り高い山登りができなくなっても定期的に登りたい所だと思いました。