三重県菰野町の鎌ヶ岳に登ってきました。
以前に登った御在所岳の隣にある山で、文字どうり鎌を思わせる景観で
人気の山です。ただ超有名な御在所岳と異なり、平日は比較的登山者も
少なく静かさと険しさを求めたい方はこちらがおすすめです。
今回は湯の山温泉にある山岳寺より馬の背尾根より登り、長石谷で下山
するコースです。
まずは鈴鹿スカイライン沿いの駐車場より温泉街を抜け山岳寺へ行きます。
(山岳寺、もとは御在所の山中にあったが織田信長に焼き討ちされて
後に今の地に再建されたとのこと)
山岳寺の裏山はいろいろなお地蔵さんが祀ってある遊歩道になっており、登り切った
ところが登山道の入口になる。
(馬の背尾根登山口)
しばらくはややきつめの登りがつづき、花崗岩の砂利で滑りやすいところもある
(序盤あたりの登り、このような道がつづく)
(尾根道の真ん中に石のオブジェ。この間を通りました)
(細かい砂利の急な下り、慎重に。)
しばらくは林の中で景色は無いが、722mの小ピークで展望が開ける。
(小ピークより隣の御在所を望む。ロープウエイの鉄塔の存在感が大きい。)
(少し行くと鎌が岳が見えてきた。)
(馬の背分岐付近より菰野町、雲母峰方面を望む。)
白はげという岩峰帯の展望が開けたところに出ます。
(白ハゲ、岩の間を抜けてゆきます。)
ここから深いブナ林となりカズラ谷分岐につく。
(カズラ谷分岐)
ブナ林の下りを行くと岳峠につく、ここまでに多くの分岐があり、いろいろなところ
に行けるようだ、今後の楽しみにしよう。
(岳峠)
岳峠の森を抜けると突然眼前に鎌ヶ岳頂上部が現れます。
(頂上部、比較的平坦なところからいきなりそびえ立ている)
「まじかよ。どこから登ればいいんだ」と思い、目印を探すもついていない。
向かって右側の岩が薄いのでたぶんあそこだろうと思いこの急登を登りました。
(急登の途中で下を見る。思ったより岩が細かくしっかりしているので登りやすい)
(登りの途中で菰野方面を望む。いかにも登山という光景だ。)
(登る途中、南にそびえる鎌尾根を望む。
時間がないのでここは次回のお楽しみ。)
最後に急な岩場を登り山頂に到着。
山頂部はかなり広く、多くの登山者がいました。
(鎌ヶ岳頂上の碑、岩の右側が武平峠よりの道)
(山頂より菰野方面を望む、標識は長石尾根登山道)
(頂上部、南北にかなり広く多くのグループもいた。)
(頂上にあるお社、お詣りをしました。)
30分ぐらいいて下山開始です。
岳峠まで戻り、長石谷登山道に入ります。
長石谷登山道は沢沿いに下りる道です。
初めは急なうえ大きな石が散乱状態で非常に歩きにくいです。
(大石がゴロゴロで歩きにくい)
(川に水が流れる頃から歩きやすくなってくる。)
(長石谷道の標識、どこの山でも同じだが尾根道に比べ沢道はわかりにくく
目印も少ない、利用者が少ないためか。)
一時間半ほど降りると犬星大滝出会いに出る
(犬星大滝、水量は少なめ落差20mくらいか)
<犬星大滝動画>
(登山道、大きな岩をお尻でおります。登りだったら登れたか?)
ここから大小たくさんの滝が見られます。
感じのいいなめ滝がありましたので名前はないようですが撮っておきました。
(石積みの人工物、炭焼き窯の跡かな。)
(なんと岩の斜面のひびが登山道です、靴のヘリをひっかけて渡りました。
しっかりしていますが落ちたら大変、慎重に。)
(感じのいい小滝、名無しです。)
(2時間ほどで山頂からの長石尾根道と分岐に出る)
(川が広くなってきた、もうすぐだ。)
下山開始より3時間半ほどで長石谷登山道に到着、疲れました。
(長石谷登山道入口)
鎌ヶ岳は多くの登山道がありまた後日、ほかの道より登りたいと思います。