清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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キジオライチョウ

2017-11-14 20:25:03 | いろんなテクニック

 キジオライチョウ Sage Grouce 全長は雄約71cm、雌やく60cm。雄は上面が褐色で、喉と腹は黒色、胸は白色。尾羽の先は長く尖っている。雌は全身がほぼ褐色で細かい液状模様がある。北アメリカ西部に分布。山麓や平原に生息し、シソ科の植物セイジと深い関係があり、この植物が茂る場所にすむ。留鳥であるが、積雪の多い地域では移動する。毎年4月になると代々受けつがれた場所に集まり、早朝に集団で求愛行動をとる。その数は50~60羽であるが、多いところでは400羽をこえることもある。雄はその中で自分の小さなテリトリーを持ち、ストラットと呼ばれる求愛ダンスを踊る。尾を放射状に広げてピンと立て、胸にある共鳴袋に空気をためこんで胸をふくらませる。その後、胸の筋肉で圧縮された空気を一気に放出するが、そのときにコルクの栓をぬくときのようなポンという音をだす。

凄いですね、こんなダンスをするんですね。(ストラットダンス)その後、ペアリングが成立するんです。