私は体調がいいとき用事を急いでやってしまう癖がある。この前風邪をひいた後まだ体調が戻っていないのに手紙、書類、メール便を早く出してしまう。しかも通院の時に出そうと考えてしまう。別に手紙なら夫に出してもらえばいいのに。疲れていているというのに診察時間に遅れるからと家では４分歩いても疲れるのに。駅から病院まで８分なのに早足で信号ではぎりぎだったら走ってしまう。一度バイクあたりそうになったこともある。あわてない、あわてない。先輩がくださった色紙の意味をすっかり忘れている。急がないことを頭で理解するだけでなく体にしみこませないといけない。一歩ずつ。
黒豆もいいが、我が家の家の周りでは、たわわに実った稲穂達の頭が重たそうであります。そんな彼らを観る時、こんな言葉を思い出す。
「実のる程 頭を垂れる 稲穂かな」
仕事を通して、生き方を教えて頂いた人からこぼれ出た言葉でありました。
毎年の事ですが、この時期になるとその言葉がよみがえって来ます。 ♪言葉の果実♪
それだけならまだいいが、強烈な台風達が日本列島を脅かす。それが通り過ぎた後、晴れるのかと思いきや曇りでちょっと肌寒い。今日は晴れるだろうか？
見た目では分からないが、人の心の中もそれらと似ているのかも知れない。 ♪おんな心♪
この季節になると「ふっと」浮かぶ言葉がある。
「秋の田の 刈穂の庵の苫をあらみ 我が衣
手は露に濡れつつ」
最近は、稲刈りも機械化され昔の様な苦労が
嘘の様であります。
姉と私がまだ小さかった頃、家族で百人一首をやっていた事が思い出されます。今にして思えば、あの頃が人生の中で一番楽しかった様に思いますね。 ♪セピア色の記憶♪
小さい秋 小さい秋 小さい秋見つけた
目隠し鬼さん 手の鳴る方へ
すましたお耳に かすかに沁みた
呼んでる口笛 百舌の声
小さい秋 小さい秋 小さい秋見つけた
この季節、そっと耳を傾けてみたい唄の一つです。
♪小さい秋見つけた♪
お蔭で、今日のストレスも何処へやら・・・。 ♪ありがとうございました♪
秋と言えば菊。各地で菊の展示会が始まっている様です。今年は大阪の国華園へ行ってみたいと思っています。
去年まであまり花には興味がありませんでしたが、姉の影響で少しづつ関心を持つ様になりました。
花は人の心を癒してくれます。花を見ていると、自然と「優しさ」と「愛情」が湧いて来ます。日々の生活の中で、常に目に付く所に花を置いておきたいものです。
♪秋便り♪