真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

無双直伝英信流に入門する人たちのために

2019年10月07日 | 真剣道

居合といっても、へっぽこ師範も多い。

 

刀が何たるか知らない人も多いだろう。

 

そこで、私の弟弟子、全日居9段で、大阪でも名うての鞘師と相談をした。

バカみたいな模擬刀を排除する、真剣と同様の模擬刀を作ろう!

 

私は次の春「松山」にUターンする。

 

しかしながら、その模擬刀は作り、全国はおろか世界の英信流初心者に提供できるだろう


齋藤正伝 大日本抜刀流

2019年09月08日 | 真剣道

日曜日の岸和田天神山では 狂おしいほどの稽古が待っている。

理由は簡単、人数が少ない(笑)

 

虎乱洞主人 無維庵が 新規入門者H氏に着付けと帯刀を懇切に指導している。

 

着付けは基本だし,礼参息だって基本だ。

 

 

ところで、無完庵准師範の抜きつけをHPに出したいと思い撮影した。

 

おおらかで、正統派の准師範はきれいに抜いてくれた、 ややまずいところはお見逃しください(笑)

 

よこでは「前」が始まっている

 

そうこうするうちに、時間も経過したので、今夜の口伝を無完庵准師範にお伝えすることにした。

 

大日本抜刀流、しかも河野宗家直門 斎藤正名人伝である。

2本目「追撃刀」で 上段から晴眼に直る際に、本来の間合いについて「口伝」を伝えた。

まあ、そうですよね、縁が切れたら何の剣術でしょう。

 

次いで、3本目「斜刀」 これも√2の効用とともに、斎藤流(これが河野宗家本来の姿であろう、斎藤名人が身に沁みついた形を間違えるわけがなく、河野先生の直門だけが見聞きし、体験できたであろう形) それをお伝えした。

 

「斬突刀」では 思ってもいない大転換が私から提示され、准師範は舞い上がったのかもしれない。それほどの仕組みが隠されているのが大日本抜刀流の意味です。

 ふと見ると、准師範の親指に血がにじんでいる。

「どうしました」

「鍔が指に触れました」

 

准師範がおろそかではない、私が尋常ではない強力な圧力をかけたためだ。

 

居合はやり直しがきかない、そういうぎりぎりの強い圧力だ。

 

私から口伝を受け取らないで、去っていった人には気の毒だが、貴殿らの居合は絶対完成しない。

その見込みはゼロです。

 

世間には私の大日本抜刀流をユーチューブで見て、稽古している方もいる。

このところFBで懇意にしていただいているし、実際に柄巻きなどを依頼し、見事な修理をしてくれる。また実に良心的価格で大変助かっている。

 

今日も、月影会助教の 不拳庵氏の柄巻きが届いた、

 

たいそう気が利いた修理です。

こういう人なら、遠隔でも「口伝」をお渡ししても惜しくない。

ただし、入門請願は必須ですから。どうなりますやら・・・・・・

 

人の世は、難しい。