真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

60年安保の純粋な闘士に会いに

2019年07月30日 | 端感

畏敬する人物に出会えるのは僥倖だ。

60年安保は純粋な反米愛国運動であった。

 

東大のリーダーは故西部邁氏。その僚友が大阪に住んでいてはって、彼は早稲田のリーダーだった。

その人に会いに扇町に向かった。

 

叱ってもらうためだ。

話を聞いてくれて、あはは、無端さんそれは簡単に話がつくよ、と笑っている。

 

全学連を組織し、運営し、維持したリーダーたちの中でも特別な役割をこなした人で、全学連の金庫番と呼ばれていた、権力から迫害され、スパイを送り込まれ、裏切り者がたくさん出て、それでも信念を貫いた大先輩はまことに鷹揚で話を簡単にまとめ上げる大胆なお方である。

 

彼から見たら私の話は子供の内輪もめでしかない。

 

大変などんでん返しをご教授いただいた。

胸のつかえが解消した。

 

ありがとうございました。


人善なり

2019年07月29日 | 書簡

私は、丁稚時代に社長から、「お前はとことんお人好しだ、そんなことでは商売はできない」と言われました。

 

現ユニチカ 当時日興織物の子会社日興繊維 松山支店での出来事です

 

そこで次期社長を約束されながら、それを自ら反故にしました。

 

考えてもみてください、当時の売り上げで2億円 今日では20億円の会社社社長を棒に振ったのです。

 

当時男性4名、女子社員3名でこの売り上げを確保していました。

 

さあ、これをご覧の皆様、数々のご意見を拝聴したいものです。

 

私は余命いくばくもありません。

 

基道館が伝統を保持し、先師の名誉を保ち、社会にいささか貢献できる組織であるために!

 

 


退会届

2019年07月28日 | 基道館活動記録

 

 

 

 

 

 

今日 豊水2段とイタリアンで昼食した。

ところは、和泉鳥取のとあるところである。

せんよしの前を通りかかると、超満員。

なかから出てきた親父さんに声をかける

「忙しそうで結構ですね」

「いやあ一時的なものですよ」と謙虚である

駅のそばに渓谷が流れ、この橋を渡って目的地に向かう。

地元の名店である

こんなんかわいいと屈託がない豊水2段

 

彼女は、純粋に居合に出会い実に楽しんでいた。

「むつかしいとか言ってはだめですね、オモシロいというのが先生のご指導です」

 

ごたごたがあり、彼女は居合をあきらめることになった。

師匠を取るか、筋を通すか。

 

賢明な彼女は居合を去るという道を選んだ、だれも傷つけない。

 

 

准師範無完庵氏は、「彼女こそ被害者です」と述べた。 正鵠を射ている。

 

じゃあ、その賢明な彼女を再び楽しんでいた居合に導くのは私の責務だろう。

 

人の世はむつかしい、いやオモシロい。

 

できない課題は天から降りてこないから、私にできる課題だと考えている。

 

不完庵准師範もまじめな顔で「先生しかできません」といった。

 

投げ出すのは簡単で、それは一般の人が楽になるために使う手段だ。

 

私はノーサレンダー。絶対にあきらめないと自分に誓った。

 

 

 

 We busted out of class

had to get away from those fools

俺達は教室を抜け出した
馬鹿な奴らから逃げ出すために

We learned more from a three minute record
than we ever learned in school

学校の授業より
3分間のレコードから多くを学んだ

Tonight 
I hear the neighborhood drummer sound

今日の夜、
近所のドラマーの演奏が聞こえたんだ

I can feel my heart begin to pound

鼓動が高鳴り始めたのが分かる

You say 
 
でもお前はこう言う
 
you're tired and 
you just want to close your eyes
 
疲れていて
今すぐ目を閉じたいんだと
 
and follow your dreams down

夢は諦めるのだと


We made a promise
 
約束したんだ
 
we swore we'd always remember

絶対に忘れないと誓い合った

No retreat no surrender

撤退も降伏もしないって

Like soldiers in the winter's night with a vow to defend

守り抜くと誓った
凍てつく冬の夜の兵士達のように

No retreat no surrender

撤退も降伏もしないと


Now young faces grow sad and old 

若かった顔も
今じゃ悲しく老いていき

and hearts of fire grow cold

心の炎も凍えていく

We swore blood brothers against the wind

俺達は風に立ち向かうと
血の誓いを交わした兄弟

I'm ready to grow young again

俺はもう一度若返ろうとしている所さ

And hear your sister's voice
calling us home across the open yards

庭の向かいから
帰ってこいと俺達を呼ぶ
お前の姉さんの声が聞こえる

Well maybe
we could cut someplace of our own

ああ、もしかしたら
俺達の居場所を見つけられるかもしれない

With these drums and these guitars

ドラムとギターのあるその場所を


Blood brothers in the stormy night
with a vow to defend

嵐の夜
守り抜くと血の誓いを交わした兄弟

No retreat no surrender

撤退も降伏もしないさ

Now on the street tonight the lights grow dim

今じゃ通りの上は
今夜は街灯も暗くなって

The walls of my room are closing in

部屋の壁が迫ってくる

There's a war outside still raging

外では戦争が未だに猛威を振るってる

you say it ain't ours anymore to win

お前は言う
もう俺達に勝ち目なんかないと

I want to sleep beneath peaceful skies
in my lover's bed

平和な空の下
恋人のベッドで眠りにつきたい

with a wide open country in my eyes

広く開けた国をこの目に写しながら

and these romantic dreams in my head

そんな淡い夢を思い描いている。
 
昨夜虎乱洞稽古を終え、出口に立った時、准師範無完庵氏がぽつりと言った
「トップは苦しいものですね、それを乗り越えるのが仕事です」暗かったが彼がウインクしたように見えた。
 

私はノーサレンダーであれと自分に科してきた、そうあるべきだろう道筋と信念と先師への敬愛とをごちゃまぜに!


 


幹部会招集

2019年07月28日 | 基道館活動記録

泉州一円に散らばり、道場を運営している直門の道場長

また、その師範代、助教が対象の幹部会を招集した。

 

みんな社会的に地位のある人々で、みんなが集まるのは一苦労(笑)

 

しかし、不協和音を根絶するためには「話し合う」が一番だろう

 

それは、今夜の稽古で私直属の准師範から提言を受けた。ありがたい人物だ!

 

彼は、自分のクリニックでの出来事を踏まえ真摯に提言してくれた、そうそうできることではない。

私は彼の話を聞きながら、彼の袴が汗でびっしょりになっていることに気が付いていた。

私に意見を言うには相当な勇気を必要としただろう・・・ありがとう!

 

天神山虎乱洞では、ひと月を経験したH氏が居住まいを正し、無維庵師範に入門を願い出た。

 

 

ごたごたを聞いていてもそれを飲み込んでも入門したいという彼の度量を感じた。

無維庵師範の最初の弟子は「男前」だ。