本日、病気で収入が途絶えた、基道館の兄弟子の依頼で、かれが持っていた、先師のお刀を知り合いに買っていただいた。
思えば、先師は帝国海軍がお好きで、先師の床の間には、本物の海軍士官の制服が飾ってあり、その腰にくだんの軍刀があった。
兄弟子は、先師がなくなる前に、これを購入して、大切にしていたらしい。
思えば、帝国が勝ちまくっていたころ、士官様は贅を凝らした(武士の魂)を腰間に携えていただろう。
まことに、立派な拵えでした。
時は下り、もはや令和。
軍刀は刀屋でも二束三文。
それを承知で買ってくれた知り合いは、「男」です。
久しぶりに、すかっとしました。 Mさんありがとうございました。
兄弟子の依頼を遂行でき、実にありがたいことでした。
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