真剣道外伝★無端晟輝の残日録

真剣道・基道館宗師範の残しておくべき余談集

男氣に触れて、(日本男児は気持ちいい)

2019年09月05日 | 端感

本日、病気で収入が途絶えた、基道館の兄弟子の依頼で、かれが持っていた、先師のお刀を知り合いに買っていただいた。

思えば、先師は帝国海軍がお好きで、先師の床の間には、本物の海軍士官の制服が飾ってあり、その腰にくだんの軍刀があった。

 

兄弟子は、先師がなくなる前に、これを購入して、大切にしていたらしい。

思えば、帝国が勝ちまくっていたころ、士官様は贅を凝らした(武士の魂)を腰間に携えていただろう。

 

まことに、立派な拵えでした。

 

時は下り、もはや令和。

 

軍刀は刀屋でも二束三文。

 

それを承知で買ってくれた知り合いは、「男」です。

 

久しぶりに、すかっとしました。 Mさんありがとうございました。

兄弟子の依頼を遂行でき、実にありがたいことでした。

 

 

 


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