宮古島夏祭りがあった。宮古島の中心街にあるメインストリートの
下里通り、西里通り、宮古市場通りを規制して歩行者天国になる。
歩行者天国となった通りには、赤や青の提灯を灯した多数の屋台、
夜店が並んでいた。宮古島の総人口が一ヶ所に集まったような賑わい。
祭りは豊年祈願祭、パレード、そして恒例のミス宮古発表会、大綱引きが
行われた。大綱引きは下里通りと市場通りの交差点を中心に東西に別れて
大綱を引き合い、3回勝負。大綱引きが行われる前には地元久松青年会による
獅子舞が行われたそうだ。
そして祭りのフィナーレは花火大会で締めくくられる。
今は行われなくなったが以前は歌謡ショーがおこなれていた。
一時期テレビでよく出ていたが、いつのまにか見なくなった歌手が
やってくる。その歌謡ショーを見ながらお酒を飲むのが宮古祭りだった。
酔っぱらって最後は花火を楽しむ。昔、花火大会が終盤にさしかかったころに、
花火屋さんが「別料金になりますが、もう少し花火があります。どうしますか?」
と大会実行委員会に聞いてきた。
そのころになると全員、お酒が入っていたので、
「あるだけジャンジャン打ち上げてくれ。」と実行員会の誰かがいったそうだ。
最終的に請求額はもとの予算を上回ったということがあったといわれている。
夏の夜空に打ち上がる花火は安くはない。