潜水業務に従事する者に対しては、雇入の際、当核業務への配置替えの際、
およびその後6ヶ月以内ごとに1回、定期に、次の項目の健康診断を
実施しなければならない。
第一次検査の結果、医師が必要と認めた者については、第二次検査を
実施しなければならない。
第一次検査
1 既往歴および高気圧業務歴の調査。
2 関節、腰もしくは下肢の痛み、耳鳴などの自覚症状の有無の検査。
3 四肢の運動機能の検査。
4 鼓膜および聴力の検査。
5 血圧の測定並びに尿中の糖および蛋白の有無の検査。
6 肺活量の測定。
ダイビングのインストラクターやガイドダイバーも潜水作業に
携わる者は、これらの高気圧業務健康診断を6ヶ月に
一度受けなくてはならないと法律で定められている。
夏はいそがしくてなかなか思うように行くことはできないが、
冬の暇な時期にスタッフ含めて、胃カメラや女性は婦人科検診も
受けるようにしている。
若い頃は健康診断なんて邪魔くさいだけであったが、あるていどの年齢を
超えてくるとまるで何か悪い事をして、判決を聞くような気分になる。
何よりも健康が大切であると思う歳になってきた。