沖縄気象台は、9月の平均気温が28・9℃だったと発表した。
これは2014年にも記録した過去最高気温と比較すると1・3℃高い。
今年は7月に続いて9月も再び過去最高気温を記録した。
9月は最高気温も連日30℃を超える日が多く、30℃に達しなかった日は
9日、28日、29日のわずか3日のみ。
熱低や台風の発生もあったが宮古島に大きく影響することはなかった。
宮古空港、下地島空港、多良間空港の観測地点でも平年値を1℃上回っている。
沖縄周辺海域の平均海面水温も気温同様に高い数字で、沖縄の南では30・3℃、
東シナ海南部と沖縄の東では29・6℃でいずれも平年と比較すると
1℃以上高くなっている。
気温が高くなった要因として気象台は
「日本付近で亜熱帯ジェット気流が持続的に北に位置したことで、上空の暖かい空気に
覆われやすく記録的な高温となった」と解説している。
海面水温については、強い日差しの影響と台風によるかき混ぜ効果がなかった影響で
7月には30℃を超え、通年での歴代最高を超えた。
宮古島では本土のような猛暑日よいう日は今までなかったが33℃を
超える日が数日あった。海に囲まれているので天然のエアコンがかかっているような
島であったが、海水温の上昇で気温が下がらない。
9月まで台風らしい台風も来なかった。
海水温は上昇してサンゴ類は白化現象が起きて、多くのサンゴが死滅してしまった。
過去最高、歴代トップ、記録的という言葉が当たり前のように新聞に載っている。