パイナガマビーチを右に見ながらトゥリバーマリーナの方に歩いて行くと
右側海沿いは防風林の役割をする原生林におおわれている。
原生林わきを歩いていると、なんともいえない特有の香りがしてくる。
その香りをたどっていくと小さな白い花がいくつも咲いている。
「オキナワソケイ」または「マツリカ」
馴染み深い名前では「ジャスミン」である。
和名では「茉莉花」仏教では仏の住む国に香るといわれている。
ハワイでは、王女が茉莉花の花と孔雀の両方を好んだことから、
花輪が作られ母の日に贈る習慣があるとか。
日本では「素馨(ソケイ)」と呼ばれている。
名前の由来は、中国、五代十国の時代の王様に仕えた侍女に素馨という名の
少女がいて、死んだ彼女を葬った場所に素馨の花が咲き、いつまでも香りが
あったという伝説が由来となっているそうだ。
一般に素馨はジャスミンと呼ばれるが、茉莉花など含めた総称を
ジャスミンと呼んでいる。素馨(ジャスミン)の香りには、情緒に深く作用して、
心、精神面をサポートする効果があるという。
心を落ち着かせてリラックスさせてくれ、前向きな気持ちにさせて
くれるそうだ。
沖縄でよくめにする「サンピン茶」は、ジャスミン茶のことで、
素馨を原料に作られている。