気象用語では、1日の最高気温が35°c以上の日を「猛暑日」
30°c以上の日を「真夏日」そして25°c以上の日を「夏日」と定めている。
沖縄では年間の夏日は90日〜100日で真夏日は100日〜110日くらいで
冬日と猛暑日はなかった。
今年は異常な高温が続いている。
7月は観測史上最も暑い月となった。
1937年の観測開始以降、月の平均気温が初めて30°c以上を記録した。
気象台の観測記録によると最高気温が30°c以上の真夏日が23日あり、
このうち最も高かったのは19日20日に記録した34・8°cだった。
また34°c台が9日、33°c台も8日あり、30°cに達しなかったのは
台風3号が接近した24日の1度だけ。
これまでの7月平均気温の観測史上最高は71年の29・8c。
この年は7月16日に過去最高の35・3cを観測している。
さらに6月26日にも35°cを超える日が1日あった。
宮古島市平良下里では最高気温が35°c以上の「猛暑日」は
気象台が観測を始めてからこの2日のみとなっている。
この年は、宮古島で降水量が少なく大干ばつに見舞われた年でサトウキビの葉が
黄色くなり枯死するなど壊滅的な打撃を受けたと書かれてある。
那覇市でも2日連続の猛暑日が観測された。
108年ぶりのことだそうだ。
高温の大きな原因に海水温の上昇があげられる。