関西で生まれ育って20年、沖縄での生活の方がはるかに長くやがて
40年になろうとしている。それでも言葉はコテコテの関西弁であるが、
同級生から言わせれば「あんた変なしゃべりかたやなぁ、
ナニ気取ってしゃべってるん。」と言われる。
関西人からすれば、私の話し方は標準語に近付いているようだ。
全国から遊びにこられる。船の上ではいろいろな訛りが聞こえてくる。
山形県から来ている人が宮城県から来られている人に
「訛っているべさ」と言っていた。日本の標準語は北海道だという人もいるが、
いやいや北海道も訛りや独特の言葉がある。
「〜したっけ。」「なんも」「〜だべさ」「ゴミを投げる。」
「いずいの意味がわかってもらえないのがイズイ。」
全国各地から開拓に来た人が多いので共通語と言われているのだろう。
東京が標準語かといえば東京にも訛りや独特の言葉がある。
発音も、「はひふへほ」が「さしすせそ」「朝日」(アサシ)
言い回しも「遅い」が(おせぇ)「落ちる」(おっこちる)
などなど数え上げればキリがない。
愛知、関西も独特でひときわ目立って聞こえてくる。
声が大きい人が多いからかもしれない。
沖縄に移住している人は沖縄訛りで話そうとする人が多い。
女の子の沖縄訛りは可愛く聞こえる。
言葉の語尾に「さぁ」「よぉ」「ねぇ」をつけてうまく使いこなせば、
沖縄訛りとなる。これを沖縄言葉の三段活用という。