以前、社会学の調査で、全国都道府県のどこから来ている人が多いのか?
というのがあった。ダイビングにくる人がどこからくる人が多いのか?
当然、東京からが一番多い。そして大阪、埼玉だと思っていたが、
詳しく過去の申し込み書を調べてみると。
やはり一番多いのが東京、そして次が神奈川県でその次が埼玉、
そして大阪、愛知だった。
一概にはいえないが関西の人は声が大きく、なんでも2回以上いう人が多い。
「ハイハイ」「コレコレ」「ちゃうちゃう」⋯
1人が複数いるような錯覚をおこす。
東京人、埼玉人、名古屋人とはいわないが関西は関西人といわれる。
今のように宮古島に来島する人がまだ多くなかった時代。
一つの船に関西からの人が3名で関東からの人が6名グループの場合は
そのまま出港したが、逆の場合、関東3名、関西6名のときは船を2隻に
分けていたことがあった。関西特有の雰囲気が慣れていない人にとっては
嫌な気分にさせることがある。
関西グループが来たときは、よくヘルプで呼ばれた。
大阪の通天閣のエレベーターに乗ったとき、うるさいくらい人同士が
話している。知り合い同士ではなく、たまたまその日
エレベーターに乗り合わした人たち。東京でエレベーターに乗ると、
シーンと静まりかえっているのとは逆。誰にでも気軽に声をかける人が多い。
関西では気さくな人といわれるが、他府県の人にとっては
馴れ馴れしいともいう。
本土からの直行便が飛び始めた頃、羽田便の後に関西便が到着する。
すると空港到着ロビーが一気に関西になる。
関西特有の雰囲気が関西人といわれる由縁だろう。