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うんたま森のキジムナー

気質

港で出航準備をしていると、最近、よく話しかけてくるオジィがいる。
オジィも昔、潜り漁をしていたそうだ。
宮古島にダイビングにやってくる人に興味があるようだ。

オジィいわく、「宮古島は沖縄の中でも嫌がられるところ
だったのに、こんなにたくさんの人がくるようになって
うれしいさぁ。」という。

沖縄には人が暮らす島だけでも49島ある。
大きく分けて、沖縄本島とその周辺、宮古、八重山に分けられるが、
歴史、文化言葉も異なれば、人間の気質も異なる。
とくに宮古島はオトーリ(酒の回し飲み)という文化があり、
酒飲みの島というイメージが強い。
お酒のうえでの揉め事も沖縄県の中では多いところ。

ある警察官が「お酒がなければこの島に事件事故はない」
と言っていた。

宮古島の人のことを沖縄ではミヤコンチュウ(宮古人)という。
ミヤコンチュウの気質を表す言葉に「アララガマ精神」がある。
言葉自体は「なにくそっ!」という意味。
「負けん気が強い」気質といわれ、沖縄県内のビジネス界での
成功者も多い。

密かに「沖縄のユダヤ人」という人もいる。
「気性が激しいから、宮古人は怖いさぁ」といわれたりすることもある。
石垣島をはじめとする八重山の人のことを「ヤイマンチュウ」
(イェーマンチュと発音する) 比較的温厚な気質で知られるが、
八重山以外の沖縄の人からは
「つかみどころがなく、ドライな一面がある」と称されることも。
唄の八重山、武の宮古と沖縄では古くからいわれている。
オジィも若い頃沖縄本島で嫌思いをしたとつぶやいていた。


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コメント一覧

きじむな
年末年始のお客さんが来はじめました。
明日あたりから満員です。
暖かい良い天気が続いています。
ダイバー
ダイビングで最初に沖縄に来たのは勿論本島でした🙂 未だ離島の知識は殆ど無かった頃ですから当然ですが、ダイビングもセットになったツアーの様な物だったので何処に連れて行かれるか、妻と二人でワクワクドキドキした思い出があります🥲 その後、行き付けの自宅近くの居酒屋の親父に紹介頂き何度か訪れた那覇市内大道の民謡酒場の主(ぬーし)石原さんに、沖縄のことをいろいろ教わって、自分達でダイビングショップを探しながら本島の本部や慶良間、久米島に通うようになリ、今こうして宮古島や石垣島にたどり着きました😁 宮古民謡協会教師の石原さん、お元気にして居られるかなぁ、懐かしいなぁ✨
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