JTAの機内誌 美ら海探訪記はザトウクジラのことが書かれてあった。
ザトウクジラは体長13m〜14m、体重30t〜40t。 大きな身体で大海原を
泳ぎ、季節によって異なる海域へ移動しながら暮らしている。
北太平洋のグループは、夏にロシアやアラスカの冷たい海で小魚を食べて
丸々と身体を太らせると 冬から春の間は繁殖と子育てのために暖かい
南の海で過ごす。 数千キロの長旅の末に、毎年1000頭ほどが沖縄の海に
やってくる。
例年、最初のクジラが現れるのは12月下旬。
結婚相手を探す雌クジラ、パートナーを求めてプロポーズする雄クジラ、
去年妊娠して 今年出産を控えた妊婦クジラが次々と訪れる。
そして2月〜3月は来遊の最盛期を迎える。
ザトウクジラの雄だけが歌う「ソング」という鳴き声は、繁殖海域で聞かれる。
ソングは雌への求愛の歌ではないかと考えられている。
婚活組は、すぐにカップルとなって結ばれるペアもいるが、
1頭の雌クジラを巡って 複数の雄クジラが競い合うことも多い。
ライバルの身体に自分の身体を乗り上げたり 尾ビレを打ち付けたりして
激しく争うこともある。
一方妊婦組は、約11ヶ月〜1年といわれる妊娠期間を経て、
体長4m〜5mの大きな 赤ちゃんを産む。赤ちゃんクジラはしばらくのあいだ、
お母さんクジラと暖かい沖縄の 海で暮らし、栄養価の高い母乳を飲んで
体力をつけて、泳ぎの練習をして、春には 北の海へと旅立っていく。
そんなクジラの姿を南海岸の崖の上から見ることができる。
そろそろクジラがやってくる季節だ。
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