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うんたま森のキジムナー

沖縄の魚の図鑑には魚の学名と和名、そして方言名が
書かれているものもある。
沖縄の魚の方言名は、糸満方言と池間方言、久松方言、
それぞれ異なった方言が書かれている。
糸満、池間、伊良部、久松は昔からの漁師町、魚の呼び方が違う。

宮古島のセリでも最初の頃は魚の名前に戸惑いがあった。
宮古島の中だけでも集落によって魚の呼び方が違ってくる。
たとえば和名がナンヨウブダイという魚がいるが、
ナンヨウブダイという正式な和名を知っている人はほとんどいない。
ズングリとした体型に独特な頭の形から
「グドンバツ」グドンは愚鈍の意味。
独特な頭の形から「ゲンナー」
金槌のことをゲンノーという。
青い色をしていることから「青バツ」
ブダイのことをバツともいう。
他にも呼び方はあるがこれだけでも4つの呼び方がある。

異なった呼び方からセリでの間違いが起こるので、
セリでは糸満方言が主に使われている。
それでもオジィやオバァは昔ながらの呼び方をするので
ややこしくてたまらない。

特にブダイは個性的な名前がついている。
イロブダイはブダイの中でも幕を張らず堂々と寝ているので
「ジュンサバツ」(巡査)
ニシキブダイは身体が丸いので
「マルバツ」
キツネブダイは高級魚で身体が細く長いのでボーダ、鈍ってブータ、
アオボーダとも呼ぶ。
図鑑に書かれてある正式な和名では、まず通じないのが沖縄の魚である。


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コメント一覧

きじむな
魚の名前でもめた時代がなつかしです。
スタッフたちは、後半組でモルディブに行っています。
誰もいないとあったかやもガランとしています。
ダイバー
魚の名前だけでも覚えるのに大変なのに、沖縄の民謡は未だに皆目、理解できないままです😥
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