トヨタ自動車は4日、緩衝装置に欠陥があるとして「ハイエース」「レジアスエース」の2車種のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象は2004年7月から今年4月までに製造された約2万4000台。
後輪サスペンションの板バネの加工方法が不適切なため、亀裂が入り、最悪の場合は走行できなくなる恐れがあるという。05年7月以降、不具合の報告が61件寄せられているが、事故の報告はないという。
1.不具合の状況
2.改善の内容
3.対象車両
後輪サスペンションの板バネの加工方法が不適切なため、亀裂が入り、最悪の場合は走行できなくなる恐れがあるという。05年7月以降、不具合の報告が61件寄せられているが、事故の報告はないという。
1.不具合の状況
後輪用リーフスプリングの加工方法が不適切なため、当該スプリングの中央部が局部的に変形しているものがあります。そのため、変形部の応力が高くなり、塗装が剥がれ融雪剤等により腐食して変形部から亀裂が発生し、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、当該スプリングが折損し、走行できなくなるおそれがあります。 |
2.改善の内容
全車両、後輪用リーフスプリングを対策品に交換します。 |
3.対象車両
型式 | 通称名 | 対象車の含まれる 車台番号 |
製作期間 | 対象車の 台数 |
備考 |
KR-KDH205V | ハイエース レジアスエース |
KDH205-0001015 ~ KDH205-0022306 |
平成16年 7月30日~ 平成18年 4月 7日 |
20,011 | 4WD車 |
KDH205-5000000 ~ KDH205-5004232 |
平成17年 2月 3日~ 平成18年 4月10日 |
4,225 |