組みひも講師のブログ

着付け学院の組みひも講師達のブログです
作品の紹介だけでなく、講師の私生活も
ご紹介していま~す♪

菊水組み

2008年01月17日 | くみひも作品
ご無沙汰しております
ほわすのです

久しぶりに作品が仕上がりましたのでご紹介

綾竹組みで組んだ”菊水組”です

組み目はかわいい感じなのですが
結構渋い色を選択したので、長年にわたって使えるかな?と思っています

ポイント柄で入れる人もいるのですが
今回私は全通しで入れてみました

ピンク色などで組んでみると、振袖などの若い人向きにもなるんじゃないかな?
な~んて考えています

いかがでしょうか?
(写真、とぐろを巻いている蛇みたいになっちゃったToT)

雪が舞い散る中国より ほわすの@CHINA

組紐アクセサリー その3

2007年12月18日 | くみひも作品
わたしの作品ではないのですが、とってもステキなのでちょっと紹介

ガラス工芸と組紐のコラボレーションです

実は今年の組紐作品展で入手したアクセサリーなのです

写真、ちょっとピンボケしていて、見づらいのですが

きれいじゃないですか?


組紐作品 *変わり鹿の子*

2007年12月12日 | くみひも作品
久しぶりに自分の作品が仕上がりました

綾竹台を利用して組んだ”変わり鹿の子”組

じつは数年前、お教室で別の人が組んでいるのをみて
いつか・・・いつか・・・と心待ちにしていた組み方なんです

「え?? なんでかって??」

よく見てください!!

組み目の模様
かわいくないですか??

ハートなんですよ。ハート

やっとこの組み方には入れたときはウキウキでした

仕上がった今ももちろんです

(ほわすの@China)

組紐アクセ作品 その1!

2007年11月12日 | くみひも作品
こんにちわ、ほわすのです
中国滞在中は仕事が終わってからが、ちょっと時間をもてあまします

今までは「暇だぁ」とぼやいてばかりでしたので
今回はちゃんと時間を有意義に過ごせるように
組紐アクセを作ろう!と準備をして、挑みました

とある方のブログで「リース」を作られていたのを見つけたので
それを真似て、私も今年は「クリスマスリース」を作ることにいたしました

赤色・緑色・金色・銀色の糸を用意し
それぞれ、太さを変えつつ、江戸八つ組をします


まずは、赤色と緑色を巻きつつ、リースの土台の輪を作ります


そこに、銀色の紐を巻きつけて、飾りつけ
あえて、”和”・”組紐”にこだわりたかったので、お花とかベルなどのモチーフは使わず、飾り部分も紐でアレンジ

見栄えはどうかわかりませんが、こんな感じに仕上がりました


いかがでしょうか?

(ほわすの@CHINA)

組みひものお勉強⑤

2007年04月30日 | くみひも作品
着付け講師の松本先生の作品です

『老松組(おいまつぐみ)』

丸台で30匁、16玉使用してあります。
淡い草色で老松の幹を思わせるような外観に仕上げた帯締めです。
一見『土筆組』と似てますが、組み方は全く違います。

老松とは
年月を重ねた松のことです。長寿の象徴とされます。

松本先生はこの帯〆をグリーンの小紋に黒のなごや帯に合わせて組まれました。
きっと、他の組み合わせにも使い回しが出来そうですね

                     講師  s.minori

組みひものお勉強④

2007年03月15日 | くみひも作品

『笹波組(さざなみぐみ)』
高台40玉で組んであります。
1月から高台のお稽古を開始されたFさんの作品です。

『あこがれの高台に座ってのレッスンは、ちょっとプロの様な気分で感激しました でも、ヘラの入れ方が難しい~~』との感想でした。
でも、組み上がり作品は、K先生に合格点を戴かれたそうです
これからも 頑張って下さいね

高台の作品もこれからご紹介していきますね
                             講師  s.minori


組みひものお勉強③

2007年03月06日 | くみひも作品
先日の和食の会で、O先生が〆ていた帯締めです。もちろん御自分で組まれました。
『蛇篭組み(じゃかごくみ)』

30匁おもりを20玉使用しています。
淡ピンクの籠の中に、色とりどりの小石が詰まった感じに仕上げた帯締めです。

蛇籠とは
円筒の籠の中に小石を詰めて、水の流れを制御する為に使われたものです。
能衣装の柄のモチーフにも使用されています。

組紐の生徒さんの間でも、とても人気のある組み方です。
籠の色や、中の小石の色を変えると、また違った感じに組みあがるので楽しいですよ。
他の作品もいつか披露しますね

                  講師  s.minori


組みひものお勉強②

2007年02月23日 | くみひも作品

今回は、『流線組(りゅうせんくみ)』

30匁おもりを24玉使い丸台で組みました。
アイボリー色をベースに、赤・黄・黄緑・オレンジの4色の線を組み込んだ帯締めです。

小紋や、紬などの普段着やおしゃれ着に合わせるといいでしょう。

着付け講師のY先生がご自分で組まれた帯締めです。
自分でこんな素敵な帯締めが作れるなんて~!!Y先生が素敵ですよね♪
皆さんもご自分で組んでみませんか? 
  
                                                  講師   s.minori


組みひものお勉強①

2007年02月14日 | くみひも作品
組みひもには、いろいろな組み方があります。
今回は、そんな組み方の説明などもしてみますね。

『唐組(からくみ)』

30匁〈1匁は3,75g〉おもりを28玉使い、組上げた紐です。
菱形の連続柄で、この作品は山吹色をベースに、
白・金糸の三色の色使いで組上げた帯締めです。

古く中国から伝わり奈良時代の作品が、正倉院に今も残っています。

訪問着・付け下げ・色無地の着物に合わせるとよろしいでしょう。

                          講師  s.minori