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2018.09.01 中小企業診断士理論政策研修「尖り型マーケティング」

2018-09-01 22:11:35 | 経営関連情報
久しぶりの更新になります。
今日は中小企業診断士の理論政策研修があり聴講してきました。

講師は中小企業診断士の秋田舞美氏。
テーマが「顧客至上主義脱却としての「尖り」型マーケティング」です。
マーケティングがテーマなので、なかなか成果を出すのは大変だろうけど、
それへの挑戦は続けていきたいと思わせるテーマで、興味津々で受講しました。

講義の中から興味深かった箇所を備忘録しておこうと思います。


「マーケティング」とは、
企業およびほかの組織が、
グローバルな視野に立ち、
顧客との相互理解を得ながら、
公正な競争を通じて行う、
市場創造のための総合的な活動をいう。
(日本マーケティング協会)

顧客の言うとおりにするのではなく、
企業側(売り手)の個性を出すことだ大事。

尖り。

「強み・弱み」を縦軸に、
「尖り(分や)」を横軸にして検討する。

「強み」は、足し算でリピーター対策に有効に機能する。
「尖り」は、引き算で求めて、新規開拓に有効に機能する。
尖りを定義することで、ターゲットを絞り込むことができ、結果として訴求力が明らかに向上する。

STP思考
Sharpness(尖り)
Target(ターゲット)
Promotion(プロモーション)


キャッチコピーに見るSTP思考の具体例
【事例1】
改善前:有機野菜と窯とピザ生地とチーズが売りのピザ屋さん
改善後:チーズが売りのピザ屋さん
【事例2】
改善前:新築・リフォーム、何でもやります工務店!
改善後:水回り専門のリフォーム業者

尖るということ
・もったいないと思うけどシンプルにする努力を
・尖ることで、手間・労力が減り「コストが低減」し、さらに単価が上がることで「売上が向上する」効果が期待できる。


同じ商品であっても、
尖りを変えた結果、ターゲットが違ったとしても、
プロモーション(媒体)を変えることで、
売り手としてのイメージを変えることができる。









消費者のニーズを聞くだけでお客様は幸せになるわけではない。

成長市場・・・競合が多く参入してくる
成熟市場、停滞市場・・・ニーズの見極めで成功する可能性あり

「マーケティング」とは、
誇りを持つ者の責務。

情報収集能力 → 情報餞別・抽出能力 の時代。
自分の商品が誰かを幸せにする。売上=徳の蓄積
そのために知ってもらう必要がある。