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コルキットスピカとSV305を用いた直焦点撮影(2)

2022-06-13 12:39:39 | 
(1)コルキットスピカとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象
  月[18-19]
 ・機材
  望遠鏡:コルキットスピカ 420mm F11[1-2]
   ※接眼部の改造:SVBONY 望遠鏡レンズアダプター Tマウントアダプター
           SVBONY 望遠鏡マウントアダプター M42X0.75 1.25インチ接眼レンズアダプター
   ※アリガタ化:AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-8]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] 撮影時間:約30秒(600フレーム)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[11] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[12-13] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理
  後処理:ImageMagick[14] bmp→jpg変換
  モザイク合成:Image Composite Editor[15] 2枚の画像を用いモザイク合成

(2)コルキットスピカとSV305を用いた直焦点撮影結果

2022-06-12 20:18 月(月齢:13.0、視半径:16.6')[16]
SV305, コルキットスピカ 420mm F11
SV305, Gain 100, Exp. 11.8ms, WB(B=271 G=128 R=183), 1920x1080, RGB24, FrameCount=600, Duration=26.324s

・対物レンズ口径:40mm
・ドーズの分解能:2.90"
・イメージセンサ分解能:2.85"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x112(0.43°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、コルキットスピカにSV305を取付け、月の直焦点撮影を試みた。
今後、AZ-GTi赤道儀化マウントに上記鏡筒を搭載し、都内の星空において観察しやすい天体の電子観望を試みたい。

参考文献:
(1)コルキットスピカ
(2)コルキットの楽しみ方
(3)OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いた直焦点撮影-goo blog
(4)OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いた直焦点撮影(13)-goo blog
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)IMX290NQV
(7)SV305デジアイピースの使用方法
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)RegiStax-Wikipedia
(14)ImageMagick
(15)Image Composite Editor - Microsoft Research
(16)今日のほしぞら
(17)Stellarium-Web
(18)月-Wikipedia
(19)月-NAOJ
(20)カテゴリー 写真-KIMUKAZU blog
(21)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(22)NewスカイステージとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(23)コルキットスピカとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(24)コルキット・スピカで遊ぶ-ひめてんの星空と遊ぼう

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