(1)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
・撮影対象(カシオペヤ座)
M52[18]
M103[19]
NGC133[20]
・機材
望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3]
※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照。
イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[13-16] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[17]
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[9] Live Stack(fits)
画像解析:マカリ[10-11] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
画像処理:ImageMagick[12] tif→jpg変換
撮影の様子
(2)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果
2021-11-25 20:09 M52[18,21]
Neptune-C Ⅱ, MILTOL 200mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=264 G=0 R=423), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※M52を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
「ほしぞらの探訪」では、”小さくまとまっているかわいい星団で、女性にもてるタイプ”との記述[21]がある。
※M52付近をトリミング(1024x768)
2021-11-25 20:24 M103[19,21]
Neptune-C Ⅱ, MILTOL 200mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=264 G=0 R=423), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※M103を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
「ほしぞらの探訪」では、”Very looser and poor(散漫で貧弱)”と記述[21]があるが、今回、都内のベランダから電視観望できた。
※M103付近をトリミング(1024x768)
2021-11-25 20:51 NGC133[20,21]
Neptune-C Ⅱ, MILTOL 200mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=264 G=0 R=423), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※NGC133を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
「ほしぞらの探訪」での、”ありそでなさそでウーン?”、”へーこれが星団?”の記述[21]の通り、小さく、目視で探すのは難しそうだが、今回、電視観望で確認することができた。
※NGC133付近をトリミング(1024x768)
・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x34(1.28°)
(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにNetutune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、カシオペヤ座のM52、M103、NGC133の直焦点撮影を試みた。
都内の明るい星空であっても、プレートソルビング技術を応用することで、目的とする天体を、容易に望遠鏡視野へ導入できた。
また、ライブスタック機能を活用することで、暗い天体であっても良好な画像を撮影することができた。
補足:
これまでの星空観察の運用において、プレートソルビングが成功する条件は、次の傾向があるようだ。
・近隣の水銀灯の照明が消灯する午後9時以降
・街灯の影響の少ない高度の高い天体
・月がのぼる前の暗い星空
・月から離れた天体
参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)SharpCap
(10)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(11)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(12)ImageMagick
(13)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(18)M52 (天体)-Wikipedia
(19)M103 (天体)-Wikipedia
(20)NGC 133-Wikipedia
(21)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.225-230.
(22)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(23)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(24)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(25)今日のほしぞら
(26)Stellarium-Web
(27)メシエ天体-NAOJ
(28)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(29)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(30)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
・撮影対象(カシオペヤ座)
M52[18]
M103[19]
NGC133[20]
・機材
望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3]
※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照。
イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[13-16] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[17]
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[9] Live Stack(fits)
画像解析:マカリ[10-11] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
画像処理:ImageMagick[12] tif→jpg変換
撮影の様子
(2)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果
2021-11-25 20:09 M52[18,21]
Neptune-C Ⅱ, MILTOL 200mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=264 G=0 R=423), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※M52を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
「ほしぞらの探訪」では、”小さくまとまっているかわいい星団で、女性にもてるタイプ”との記述[21]がある。
※M52付近をトリミング(1024x768)
2021-11-25 20:24 M103[19,21]
Neptune-C Ⅱ, MILTOL 200mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=264 G=0 R=423), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※M103を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
「ほしぞらの探訪」では、”Very looser and poor(散漫で貧弱)”と記述[21]があるが、今回、都内のベランダから電視観望できた。
※M103付近をトリミング(1024x768)
2021-11-25 20:51 NGC133[20,21]
Neptune-C Ⅱ, MILTOL 200mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=264 G=0 R=423), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※NGC133を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
「ほしぞらの探訪」での、”ありそでなさそでウーン?”、”へーこれが星団?”の記述[21]の通り、小さく、目視で探すのは難しそうだが、今回、電視観望で確認することができた。
※NGC133付近をトリミング(1024x768)
・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x34(1.28°)
(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにNetutune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、カシオペヤ座のM52、M103、NGC133の直焦点撮影を試みた。
都内の明るい星空であっても、プレートソルビング技術を応用することで、目的とする天体を、容易に望遠鏡視野へ導入できた。
また、ライブスタック機能を活用することで、暗い天体であっても良好な画像を撮影することができた。
補足:
これまでの星空観察の運用において、プレートソルビングが成功する条件は、次の傾向があるようだ。
・近隣の水銀灯の照明が消灯する午後9時以降
・街灯の影響の少ない高度の高い天体
・月がのぼる前の暗い星空
・月から離れた天体
参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)SharpCap
(10)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(11)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(12)ImageMagick
(13)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(18)M52 (天体)-Wikipedia
(19)M103 (天体)-Wikipedia
(20)NGC 133-Wikipedia
(21)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.225-230.
(22)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(23)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(24)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(25)今日のほしぞら
(26)Stellarium-Web
(27)メシエ天体-NAOJ
(28)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(29)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(30)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
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