KIMUKAZU blog

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2021年11月のヒアデス星団(2)

2021-11-27 00:08:22 | 惑星

2021-11-23 20:05 ヒアデス星団[1]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
Mモード, ISO800, 42mm, f/5.6, 8.0sec, MF, AWB
※固定撮影したRAW画像[4]を6枚を用い、Sequator[5]で光害除去処理を実施
※ImageMagick[6-7]を用いて、tif→jpg変換、および、トリミング(1600x1200)
準惑星ケレス[3,12](矢印)を確認することができた。
前回のブログに掲載した準惑星ケレスの位置[10]から移動していることが確認できた。


Stellarium Webの画面例[9]
※準惑星ケレスを参照

都内の月のある星空[8-9]であったが、ヒアデス星団の撮影を試みた。
Sequatorを用いて光害除去処理を行うことで、準惑星ケレスを確認することができた。

参考文献:
(1)ヒアデス星団-Wikipedia
(2)アルデバラン-Wikipedia
(3)ケレス (準惑星)-Wikipedia
(4)RAW画像-Wikipedia
(5)Sequator
(6)ImageMagick
(7)ImageMagick-Wikipedia
(8)今日のほしぞら
(9)Stellarium-Web
(10)2021年11月のヒアデス星団-goo blog
(11)カテゴリー 惑星-KIMUKAZU blog
(12)惑星・準惑星一覧 - NAOJ
(13)Dwarf Planets and their Systems - IAU
(14)2021年11月28日 ケレスがおうし座で衝 - AstroArts
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都内の星座(46)

2021-11-26 00:06:30 | 新星
都内で撮影したカシオペヤ座新星(V1405 Cas)[13]のFITS画像[4]を用い、天文用FITS画像処理ソフト:マカリ[1-3]で測光[5-6]を試みた。
ここでは、カシオペヤ座新星の色等級図[3,7-9]の作成を試みた結果を記す。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロット[10-11]した結果を記す。

(1)処理手順概要
 ・画像解析:マカリ 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換、測光機能

(2)色等級図の試行作成結果[3]
 ・使用画像(FITS画像)

2021-11-20 20:34 カシオペヤ座新星(V1405 Cas)[18]
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4
Neptune-C Ⅱ, Gain 200, Exp. 4sec, WB(B=307 G=0 R=162), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=45, Total Exp. 180sec

上記のFITS画像を、次の2種類の画像として、マカリに読み込み、それぞれ保存した。
 読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第2プレーン(G)
 読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第3プレーン(B)

 ・測光


マカリでの測光画面例
上:B画像、下:G画像
測光モード:開口測光、自動モード
※恒星の測光測定順は、B画像とG画像で同じにする必要がある


マカリでの測光結果


Stellarium-Webの画面例[12]
※比較星に用いたNGC7654 842(9.00等級)を参照

ここでの比較星はNGC7654 842を用い、その等級(g等級)はStellarium-Webの値を用いた。
上記より、2021-11-20では、カシオペヤ座新星は8.3等級と試算された。


カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図
縦軸:g等級、横軸:色指数 b-g(g等級とb等級の差)
赤●:カシオペヤ座新星(V1405 Cas)
青●:測光に用いたカシオペヤ座の恒星


カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の光度(観察結果)[14-19]

(3)まとめ
都内で撮影したFITS画像を用い、マカリでカシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図の作成を試みた。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロットした。

参考文献:
(1)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(2)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(3)鈴木文二・洞口俊博 編、あなたもできるデジカメ天文学 "マカリ"パーフェクト・マニュアル、発行所 恒星社恒星閣、2015年11月15日初版1刷発行、pp.60-63.
(4)FITS-Wikipedia
(5)測光 (天文)-Wikipedia
(6)等級 (天文)-Wikipedia
(7)色指数 (天文)-Wikipedia
(8)主系列星-Wikipedia
(9)ヘルツシュプルング・ラッセル図-Wikipedia
(10)gnuplot-Wikipedia
(11)gnuplot homepage
(12)Stellarium-Web
(13)カシオペヤ座V1405星-Wikipedia
(14)都内の星座(23)-goo blog
(15)都内の星座(30)-goo blog
(16)都内の星座(32)-goo blog
(17)都内の星座(36)-goo blog
(18)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(19)カテゴリー 新星-KIMUKAZU blog
(20)特集 2021年3月~ カシオペヤ座の新星V1405 Cas-天体写真ギャラリー
(21)発見から6か月、増減光を繰り返すカシオペヤ座新星-AstroArts
(22)AAVSO-WebObs Search Results-V1405 Cas
(23)AAVSO-Showing 15,465 observations for V1405 Cas from 241 observers
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SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影

2021-11-25 00:01:27 | 新星
(1)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(カシオペヤ座)
  M52[16]
  カシオペヤ座新星(V1405 Cas)[17-19]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[4-6]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[7-10] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[11]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[12] Snapshot(png)、Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[13-14] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[15] tif→jpg変換、トリミング処理

(2)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

M52の自動導入画面例
※プレートソルブと同期を実施


2021-11-20 20:40 M52
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4
Neptune-C Ⅱ, Gain 200, Exp. 4sec, WB(B=307 G=0 R=162), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=45, Total Exp. 180sec
※カシオペヤ座新星(V1405 Cas)(矢印)


※カシオペヤ座新星(V1405 Cas)(矢印)付近をトリミング(1024x768)
※V1405 Casの光度は、8~9等級と推定される

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x21(2.13°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にNeptune-C Ⅱを取り付け、直焦点撮影を試みた。
上記の鏡筒をAZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、プレートソルビング技術を用いることで、天体の望遠鏡視野へ自動導入が実現でき、撮影することができた。
具体的には、月のある都内の星空であったが、M52、V1405 Casの自動導入、および、撮影を実現できた。
撮影結果からは、カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の光度は、8~9等級と推定できる、
今後は、マカリを用いてカシオペヤ座新星(V1405 Cas)の定量的な測光を試みたい。

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(5)SONY IMX464LQR
(6)Player One - Cameras and Astrophotography
(7)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(8)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(11)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(12)SharpCap
(13)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(14)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(15)ImageMagick
(16)M52 (天体)-Wikipedia
(17)カシオペヤ座V1405星-Wikipedia
(18)AAVSO-WebObs Search Results-V1405 Cas
(19)AAVSO-Showing 15,465 observations for V1405 Cas from 241 observers
(20)特集 2021年3月~ カシオペヤ座の新星V1405 Cas-天体写真ギャラリー
(21)Stellarium-Web
(22)カテゴリー 新星-KIMUKAZU blog
(23)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行
(24)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(25)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(26)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(27)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(28)SV165とSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(29)都内の星座(45)goo blog
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MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(4)

2021-11-24 14:19:49 | 銀河(b)
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(アンドロメダ座)
  アンドロメダ銀河(M31)[21]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3,9]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ[5-9]
  フィルタ:SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター[10] ※今回は未使用
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15-18] 恒星追尾モード、ノータッチガイド
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap3.2[11] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[12-13] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[14] tif→jpg変換

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影結果

2021-10-10 21:41 アンドロメダ銀河(M31)(G画像)
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 30, Exp. 15sec, WB(B=212 G=100 R=125), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=21, Total Exp. 315sec
※アルフェラッツ[22]を用いて1スターアライメントを行い、M31を導入

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[19]
・イメージセンサ分解能:5.98"相当[19]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[20])
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)マカリを用いた画像解析(R,G,B画像比較)

2021-10-10 21:41 アンドロメダ銀河(M31)
左:B画像、左中:G画像、右中:R画像、右:RGB画像
※G画像がコントラストも良好でシャープな画像であった

(4)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにSV305を取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、アンドロメダ銀河(M31)の直焦点撮影を試みた。
また、上記のカラーイメージセンサで撮像した撮影画像について、R画像、G画像、B画像を比較した。
その結果、G画像が最も良好な画像であることがわかった。
今後、撮影対象のスペクトル特性に合わせ、さまざまな光学フィルターを用いて撮影を試みたい。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)SV305デジアイピースの使用方法
(7)SVBONY SV305 取扱説明書
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)SVBONY
(10)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(11)SharpCap
(12)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(13)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(17)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(18)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(19)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(20)IMX290NQV
(21)アンドロメダ銀河-Wikipedia
(22)アンドロメダ座アルファ星-Wikipedia
(23)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(24)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(25)メシエ天体-NAOJ
(26)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(27)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(28)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
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SV165とSV305を用いた直焦点撮影(3)

2021-11-24 05:52:32 | 銀河(b)
(1)SV165とSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(アンドロメダ座)
  アンドロメダ銀河(M31)[20]
 ・機材
  望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ[4-7]
  フィルタ:SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター[8] ※今回は未使用
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[9-12] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[13]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[14] Snapshot(png)、Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[15-16] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[17] tif→jpg変換、トリミング処理

(2)SV165とSV305を用いた直焦点撮影結果

アンドロメダ銀河(M31)導入画面例


2021-11-13 19:10 アンドロメダ銀河(M31)
SV305, SV165 120mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=224 G=128 R=231), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=165, Total Exp. 660sec


※アンドロメダ銀河(M31)付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"[18]
・イメージセンサ分解能:9.97"相当[18]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[19])
・倍率(FOV):x32(1.50°)

(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にSV305を取り付け、直焦点撮影を試みた。
上記の鏡筒をAZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、アンドロメダ銀河(M31)の撮影を試みた。

参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(11)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(12)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(13)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(14)SharpCap
(15)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(16)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(17)ImageMagick
(18)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(19)IMX290NQV
(20)アンドロメダ銀河-Wikipedia
(21)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(22)SV165とSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(23)SV165とSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(24)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(25)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(26)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
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