『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

今日の出来事(11-12-25)

2022-12-25 22:13:41 | 日記

メリークリスマス!!

皆さん、クリスマスは楽しめたでしょうか?

私は、それなりに満喫できたような気がします。

今回の投稿が、2022年ラストになります。

まだ、ちょっと早い気もしますが、今年も多くの好い漫画を読め、最高でした。

来年も、多くの良い漫画を読め、その魅力を伝えられるように頑張りたいです。

2022年、心残りと言うか、達成できず、悔しかったのは、やはり、小説家としてデビューできなかった、これだけですね。

まだまだ、力が足りない、と痛感しています。

来年も、「小説家になろう」に投稿し、コンクールにも挑んでいくので、応援よろしくお願いします。

とある生徒会長の本音は日誌だけが知っている

それでは、皆さん、2022年の残り数日、気張って生きましょう。

では、来年もよろしく。

 

今週の食事

12月19日(月)

朝食

バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース

昼食

おにぎり(若布大根菜ごはん、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏皮、キャベツ、茄子、エノキタケ・めんつゆ)、味噌汁(切干大根、若布)、烏龍茶

 

12月20日(火)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(紫蘇鹿尾菜御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、キャベツ・とろろ)、味噌汁(若布、キャベツ)、烏龍茶

 

12月21日(水)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(梅紫蘇ごはん、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

天麩羅饂飩(野菜の掻き揚げ、南瓜、烏賊)、刺身(イナダ)、烏龍茶

 

12月22日(木)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(若菜ちりめん御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

ごはん(鰹昆布)、肉野菜炒め(豚こま、キャベツ、蓮根、モヤシ・台湾風麻婆豆腐の素)、中華スープ(キャベツ、味付け海苔)、烏龍茶

 

12月23日(金)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

間食

芋けんぴ、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(ふりかけ・おかか、鰹昆布)、烏龍茶

間食

おにぎり(鰹昆布)、烏龍茶

夕食

天丼(薩摩芋、ピーマン、午房の掻き揚げ)、レンチンモヤシ(ケチャップ)、味噌汁(切干大根、若布)、烏龍茶

 

12月24日(土)

朝食

バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース

昼食

おにぎり(煎り粉味噌、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

ホットドッグ、メンチカツサンド、ロースカツサンド、レンチン野菜(キャベツ、人参、モヤシ)、味噌汁(若布)、烏龍茶

 

12月25日(日)

朝食

バケット(イチゴジャム)、野菜ジュース

間食

芋けんぴ、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(鮭若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

芋けんぴ、烏龍茶

夕食

焼きそば、ボイルソーセージ、キンピラゴボウ、中華スープ(切干大根、海苔)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

まず、最初に、改めて、さいとう・たかを先生のご冥福をお祈り申し上げます。

年齢的な事を考えると、普通と言えば普通なんですが、やはり、もっと、最前線で劇画家として全力を奮って欲しかった、そう、ファンとしては悔しくなってしまいます。

ただ、さいとう・たかを先生の生み出した、分業制作システムによって、「ゴルゴ13」は決して、“死ぬ”事がない、それに関しては、感謝しかありません。

この単行本は、さいとう・たかを先生が脚本家を起用せず、なおかつ、自らが沖五郎の名で考え、世に出したストーリーを漫画にした回を収録したモノになっています。

脚本家を起用したモノも、相当にレベルが高い、それは絶対的な評価、結果です。その上で言いますが、沖五郎が脚本を担当した回は別格感が漂っていますよね。

あくまで、私個人の考え方ですが、漫画読みには、いくつか、人間力を強化するために読むべき漫画が、各々にある、と確信しています。私の中にあるそれらの一つが、この『ゴルゴ13』です。

『ゴルゴ13』の良さを語る上で、やっぱり、沖五郎が脚本を担当した回を外す事は出来ません。特に、『海へ向かうエバ』は断トツに凄まじいんじゃないでしょうか。

『ゴルゴ13』の色、また、さいとうイズムを特に感じるモノは何か、とファンに尋ねたら、この『海へ向かうエバ』は間違いなく、上位に入るでしょう。さすがに、1位になる、とは断言できません。断言してしまったら、洒落にならない喧嘩になる事くらい、私にも想像が出来ますから、自重もします。

何がどう凄いか、それを説明するのは、情けない事にファン初級どころか、見習いの域も出てない私には難しい。なので、恥も承知で言いますが、これを買って読んでください。確かに、これは魂が震えるな、と一人でも思ってくれれば、嬉しいです。

あえて一つだけ、素人丸出しの意見を言う事を許していただけるのならば、多くの漫画に登場し、死を迎えるヒロインの中でも、彼女、エバは特に幸せな気持ちを最期の最期まで抱えて、逝ったんじゃないでしょうか? 「満足する死」を、さいとう・たかを先生は、エバで表現してくれていました。

 

この台詞を引用に選んだのは、ゴルゴ13を筆頭にした、生きるか死ぬか、の世界で生きている本物のプロ意識を感じ取れるものだからです。

周りが、死への恐怖でパニックになる状況でも、決して、冷静さを失わず、かと言って、諦めるのでもなく、どうするのが正しいか、を判断し、自分が生き残るルートの選択を的確に行い、手を打つ時が来るまで穏やかな気持ちを保てるのは、ただただ、凄い。

ぶっちゃけた話、この境地に達するには、人として大切な何かを欠落させるほどの経験をしなきゃいけない気はします。

しかし、ほんの少しでも憧れ、近づこう、真似ようとすれば、人間力を高められる気がします。

そして、そのピンチを乗り越えられたら、絶対に、人間として大きくなれます。

「?? お、お客さんたち、ふ、船を、はなれないんですか!?・・・お、お客さん!?」

「荒れている海にボートでこぎ出すのと・・・時限爆弾をかかえた船に残るのと・・・あまり変わりはしない・・・」

「ほんとうね・・・わたしも、そう思うわ・・・どっちを選んだとしても、危険度は同じでしょうね」(byバーテンダー、ゴルゴ13、エバ)

 

そして、もう一つ、私の心にぶっ刺さってきた名言を紹介させてください。

これを外したら、漫画読み失格の烙印を、自分で、てめぇの顔面に押したくなります。

上の台詞も、自分では上質のモノ、と断言できるんですが、これと比較してしまうと、どうしたって、霞んでしまう気がします。

それほどまでに、この言葉は、『ゴルゴ13』そのものなんですよ。

ゴルゴ13の生き様、自身の“仕事”に対する矜持、特別である女性への愛情表現と別れ方の流儀、そして、これら全てをひっくるめた覚悟が視えます。

繰り返すのも恥ずかしい話ですけど、ほんと、これは読んでいる人間にしか伝わらないので、もどかしい、と言うか、自分のレビュー力の低さが嘆かわしい、と言うか。

私の自己嫌悪はさておき、改めて確信しました、人間力を上げたかったら、『ゴルゴ13』は読まなきゃだめだな、と。

「でも・・・偶然、また、再会できて・・・うれしかったわ・・・」

「いや・・・偶然じゃあない!・・・」

「え? ?? ・・・・・・」

「・・・・・・じゃあな・・・・・・エバ・・・・・・」

(わたしの・・・・・・名前を・・・・・・さようなら・・・・・・わたしの・・・・・・男・・・・・・)(byエバ、ゴルゴ13)

コメント
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