目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

5月に読んだ本

2024年06月06日 | 読書
5月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1008
ナイス数:87

今月は!6月14日より
映画「オペラ座の怪人」公開20周年記念 4Kデジタルリマスター版 の上映があります!

今からドキドキですわー!

大丈夫、私を生きる。大丈夫、私を生きる。感想
「ワンダー」は原作も映画も好きだけど、実際にトリーチャー・コリンズ症候群の当事者には接したこともなく、この山川さんの手記で世間の目や社会に出ていく厳しさ知った。障がいをもつその人自身の考え方や強さもさることながら、家族、特に両親が現実に向き合い、大事な我が子がよりよく生きるための心構えをしなければならない。自分の子供や孫や、そして自分自身も後天的に障がいをもつこともありえる。誰にとっても他人事ではない。
読了日:05月31日 著者:山川 記代香

みずぽろ (1) (少年サンデーコミックス)みずぽろ (1) (少年サンデーコミックス)感想
ちらっと見たら面白かったので単行本購入。元バレー部の185cmのそこそこ人気でそうな転校生、信濃くん。しかし、191cmの京都からの転校生、超ガタイがよくてなんでもできそうな山城くんに全部持って行かれてしまう。ところが、この山城、とんでもなく運動音痴で見かけ倒しなうえ、絵が上手くて美術部向き。なのに、信濃を誘ってよりにもよって水球部へ。コントみたいな2人の会話が面白い。続きが楽しみ。
読了日:05月31日 著者:

襷がけの二人襷がけの二人感想
直木賞候補だった、ということで初読み作家さん。大正から戦後の女性たちの生き様。裕福な家に嫁いだ奥様としっかり者の女中頭。その二人の立場が入れ替わっている戦後から物語が始まるのが興味深く、読みやすい文章であっという間に読めた。当時の日記でも読んでいるような面白さ。下の話、というかお嫁さんの身体的特徴がメインになることに少し面食らったが、性欲と、そして物語にでてくる美味しそうな料理という食欲が、人間が生きる上で重要な要素だということか。二人の関係がとても良くて、シスターフッドものも好きだなぁ!と思った。
読了日:05月12日 著者:嶋津 輝

Yuming Tribute Stories (新潮文庫)Yuming Tribute Stories (新潮文庫)感想
毎回楽しみに観ているNHKの夜ドラで放送された、ユーミンの楽曲がテーマの物語。原作本があることを知らなかったので、ドラマ後に読んだ。ドラマ化されていない小池真理子、桐野夏生、江國香織を含む六つの短編集。解説の酒井順子さんの本でも思ったけれど、私はユーミン世代だけど、全く思い入れがない。都会のオシャレな女の子の華やかな生活、ってイメージ。そして、自分の友達にもいないタイプ(笑)ドラマでも好きだった川上弘美さんの「春よ、来い」が好き。ファンでなくても知ってる。苗場といえばユーミンよなぁ!
読了日:05月05日 著者:小池 真理子,桐野 夏生,江國 香織,綿矢 りさ,柚木 麻子,川上 弘美

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