「君たちはどう生きるか」(英語吹替版)
(The Boy And The Heron 2023年/日)
今年のアカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞。
言わずと知れた宮﨑駿監督の作品。
主題歌「地球儀」を歌うは米津玄師
去年7月の公開早々に観に行きました。
で、全く理解できず、感動もできず、
あ、私、ジブリ映画に何の思い入れもなかったわ…と思い出す。
そもそもちゃんと観たのは「千と千尋の神隠し」と「トトロ」「火垂るの墓」ぐらいなもんで、地上波でやる時に観るぐらいで。
監督のこだわりなんだろうが、声優専門じゃない俳優に声をやらせるのも、なんだかなー、と。
アニメーションの技術的にもちろんすごいんだろうし、話も深いんだとは思うけど、この映画は特に宮﨑駿さんの頭の中、もしくは夢を見せられてる気分。
そして、私は鳥が苦手。
(めっちゃ鳥類出てくるやーん!)
のちに密着番組で、この映画には高畑勲さんへの重い重い気持ちが込められたものだと知って納得するわけですが。
で、ずっと気になっていたアメリカ版吹替、声優陣が豪華で、聞いてみたいなーと思っていたところ、アカデミー賞受賞の恩恵で日本公開。
さっそく観てきました。
うーん それほど好きではない映画を2回も観に行くとは酔狂な😅
青サギ ロバート・パティンソン
キリコ フローレンス・ピュー
ヒミ 福原カレン
夏子 ジェンマ・チャン
勝一 クリスチャン・ベール
大伯父 マーク・ハミル
老ペリカン ウィレム・デフォー
インコ大王 デイヴ・バウティスタ
などよく観る俳優たち!
2回目でもやはり私の感想は同じでしたが、アオサギのロバート・パティンソンが顔が思い浮かばないほどイメージ違ってた。
(菅田将暉は聞き慣れてるせいもあって、そのまんまだったけど)
あと、キリコ役のフローレンス・ピューがすごくよかった。
あのハスキーな声がサバサバしててぴったり。
マーク・ハミルも、出番の少ないウィレム・デフォーもよかった。
クリスチャン・ベールは日本版と違ってあまり主張が激しくなかったわ😅
そして!
エンドロールに流れるは「地球儀」
米津玄師の歌そのままで、英訳歌詞の字幕が出ます。
ずっと英語を聴いたあとの米津玄師。さらによかった。
(結局これが言いたかったのか?笑)
米津玄師の公式MVの英語字幕と同じだったと思いますが、シンプルで美しい英語でした。
よく、ハリウッド映画の日本公開時に、エンドロールの主題歌が日本の流行の歌手の歌に変えられることがあります。日本だけ。
雰囲気ぶち壊しのやつ。
今回この映画を観て、つくづく、失礼なことよなー!!と思いました。
冒涜よな?!
そういう憂き目に遭わなくてよかった、と心から思いました。
「君たちはどう生きるか」をまだ観ていない方は英語吹替版の方をおすすめします。
私個人の感想ですが(笑)
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