「魔法にかけられて」 ハッピーエンドが好き

ずっと観たかった映画、DVDが出たので早速観ました。
写真は、DVDのオマケについてたピップ。
歯型のついたリンゴがいいでしょ。

「魔法にかけられて」（Enchanted・アメリカ・2007年）

悪い魔女である王子様の継母に、
おとぎの国から現代のニューヨークに
送り込まれてしまった美しい娘ジゼル。
ひょんなことから彼女を助けた弁護士の
ロバートと６歳の娘。

王子様は助けにやってくるのか？
永遠に幸せなハッピーエンドが待っているのか？？

おなじみのディズニーアニメのプリンセスや
王子様、悪い魔女がそのまま実写になるのが
面白いですよね。
心は夢見る乙女（笑）な私はこういう映画が大好きで
ワクワクしてしまいます。

突然歌を歌いだしたり、動物たち
（ねずみや鳩に、ゴキブリはちょっと・・・）が
お掃除のお手伝いしたり。

はじめはジゼルのことを迷惑がっていたロバートも、
次第に彼女に惹かれ、ジゼルも王子様を目の前にしても　
愛の歌が出てこない・・・。

もちろん、物語はハッピーエンド！！
ちょっと泣いてしまいました。
いや、ほんとに。

こういう映画にありがちな、カルチャーショック的な
おとぼけ場面や、ドタバタがなかったのがよかったな。

主役のエイミー・アダムスは　はじめ、
美しいプリンセスって言うには無理があるのでは？
と思うのだけど、だんだんとディズニーのプリンセス
そのものに見えてくるから不思議。
純真無垢で愛らしい女の子です。

すっかりイイ男の代表となったパトリック・デンプシー
（80年代の青春映画時代が懐かしい）も素敵です。

そして、脇役がいいですよねー。
スーザン・サランドンの魔女も楽しそうだし
（変身姿の方が多くて気の毒かな）
噂のジェームズ・マースデンの王子様っぷりと
歌いっぷりも見事でした。
彼もディズニーアニメの王子様そっくりですよね。

私が気に入ったのはナサニエル七変化に
リスのピップのゼスチャー（笑）
（王子！気づいてやれー！！）

ロバートの彼女、ナンシー役のイディナ・メンゼル、
「RENT」や「WICKED」のミュージカルで有名なのに、
一曲も歌わないのは残念ですね。
彼女がキャスティングされてて、歌うんだとばかり思ってました。

DVDの未公開シーンで、ナンシーは
”ロマンスに絶望したロマンチスト”
っていうセリフがあったので、納得です。
本編だけだと、ちょっと唐突な感じがしたので。

・・・って、主役の2人より、相変わらず脇役が
気になってる私（笑）