この小説はライトノベルのような軽く読めるタッチで、去年の年末まで40ページしか読めない程に自律神経を失調していた私も一気に読めた本です。
なぜ読めたかというのは2点ほど理由があると考えていて、
①章節ごとにストーリーがひと段落する
②小説の舞台が本屋であり、登場人物が大体本が好き
ということ。
何度か目頭が熱くなり、読んだ後は丸々一冊読めた喜びと、満足感と、本好きな人と話したくなるような感覚が残ります。
少しだけ、もっと普段なら感情動いてたな、という感覚もあるのだけれど、それは私の体調の問題なので🤣
1番ありがたかったことが、
主人がずっとプリプリしていたこと。
一所懸命なこと。
憎めないこと。
それが自分の姉を重ねて読んでいました。
怒ることは一所懸命さや
愛すべき対象やら
大切にしてるものやら
コンプレックスが
ぐちゃぐちゃに織り混ざった
デトックスとして出たものというか
そういう出たものが
主人公の本質ではないと思ったのが
とてもスッキリしました。
自分の怒りに対しては
そう言う素因数分解していたけど
既に疎遠になってる姉に対しては
そういう部分は置き換えてみれてなかったなぁと。
たぶん、私も姉も母も発達障害のグレーゾーンなのだと思います。
私はもうすぐ手帳取れるかもしれないし。
自分の至らない部分を受け入れながら
家族の気持ちにも寄り添える部分が
本のおかげで増えたことに感謝です。
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