SIDEWALK TALK

21世紀の荒地を往く者たちに。

Coyote佐野元春の新作アルバムのタイトルが決まった。

『COYOTE』(コヨーテ)

シンプルでいい。
この短いタイトルには、忘れかけてたアグレッシヴな
何ごとかを蔵している雰囲気がある。


そしてサブタイトルに、
「21世紀の荒地を往く者(Boys and Girls)たちに。」
とあることから、
現代の若者たちをコヨーテに見立てて、
その若いジェネレーションへのメッセージが込められた作品であることが想像できる。


前作の『THE SUN』アルバムが元春と同世代やコアなファンに向けた作品だったことを考えると、
今作は真逆の内容になることは必至。
よりポップで、よりワイルドで、なによりも So Young な元春が帰ってくる。
じっさいに佐野さん自身、なにかのインタビューで、
今作のキーワードとして、"Younger"という単語をあげていた。


動物のコヨーテは、近縁種のオオカミが絶滅の危機にあるのにたいして、
北アメリカでは増殖をつづけている。
コヨーテは、パナマからアラスカのノーススロープにかけて分布し、
1970年代後期には、分布の東限が大西洋岸にまで拡大した。
現在ではハワイをのぞくすべての州に生息している。
近年では、ニューヨークやニュージャージー、コネティカット、ペンシルベニアの郊外にまであらわれるようになった。
要するに、さまざまな環境に対応し、力強く生きのびる生命力をもった種なのだ。


野生で、粗野で、雑食で、野蛮で、夜行性で、凶暴で、生命力に満ち溢れた"Younger"な現代のコヨーテたちへ、
荒地を歩きつづける"Mature"な元春ライオンからのメッセージ。

その調子だぜ
Boys and Girls
風向きをかえろ

今から、楽しみだ!

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コメント一覧

さのはるもと
先日、演歌の殿堂こと「新宿コマ劇場」で行われた...
先日、演歌の殿堂こと「新宿コマ劇場」で行われた、サンボマスターとの共演も楽しかったですよ。
新作アルバムは、キーワードが「Younger」とのことですが、上記ライブでのアンコール曲は、サンボのボーカル山口君のリクエストにより、佐野の曲の中でお気に入りの「ヤング・フォーエバー」でした。
なかなかライブでは演奏されない曲目なので、意外感もありましたが、よかったですよ。
年代が一回りも違うアーチストからリスペクトされてるのも佐野元春の魅力&存在感ではないでしょうか?
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