前置きとして、僕はジャイアンツファンで、九州人である。昨夜、BSJ でやってた「パリーグ・プレーオフ 2nd ステージ」の中継をみた。
べつにどっちのファンでもないんだけど、
一野球ファンとしてみてるうちに、最後はロッテを応援していた。
― ３１年ぶりの優勝ってことですから ―
というと、九州のホークスファンに怒られそうだけど、
これでも僕は、１９８８年に福岡ダイエーホークスが誕生したとき、
ホークスファンになろうと努力した。
まず、“ドラさん”こと山本和範選手しか似合ってなかったシュールな「鳥ヘル」を購入したし、
ファンクラブにも入会した。
さらに、九州の地図の上に鷹が舞ってるあのド派手なオレンジのグランドコートも着ていた。
でも、ファン感情や好き嫌いってのは心の問題なんだよな。
要するに、僕がホークスファンになる理由は、九州の球団ってことだけで、
あとはなんの根拠もない。
ジャイアンツの金満体質やナベツネ会長などの批判を他球団ファンから浴びせられるんだけど、
恋愛とおんなじで、好きになるのは好きだからとしかいいようがなく、
偏狭なナショナリストみたいに、理詰めで攻められると閉口してしまう。
それにしても、昨夜をふくめて 2nd ステージのゲーム内容はどれもすばらしく、
野球のだいご味を満喫した。
２年連続、レギュラーシーズンを１位通過しながらプレーオフ敗退のホークスにはかける言葉もありませんが、
ファンも選手も胸を張ってほしいですね。
両チームの選手ともカッコよかった（とくに松中選手のガッツポーズ）。
にわかロッテファンが急増してるらしけど、
僕にはロッテのベースボール・キャップをかぶってる小学校時代の写真が残っている。
記憶はないんだけど、たぶん３１年前の優勝のときにでも買ってもらったんだろう。
☆がフィーチャーされてて、カッコよかった。
日本シリーズ、ガンバってください。
ちなみに、きょうのタイトル 『ホークスファンになれなかったよ』は、
故 大塚博堂さんの名曲 「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」のパロディのつもり。
知ってるひとは、あんまりいないでしょうけど…
