SIDEWALK TALK

市井のディレッタント

Galleryお客さまが福岡のギャラリーで展示会をされるというので、
陣中見舞いをかねて、足を運んでみた。
そのギャラリーは、大濠公園にほど近い閑静な住宅街に、
無用な自己主張することなく静かに存在していた。


ギャラリーは道路から奥まって建てられていて、
街中とは思えない、自然あふれるアプローチが心地いい。
展示会は、弊社のお客さまをふくめ4名(社)の共催で、
「遊印」「陶器」「書」「手織物」などが紹介されていた。


想像なんだけど、
この貸ギャラリーは、オーナーさんの趣味の領域で運営されてるんじゃないだろうか。
ギャラリー内での会話に聞き耳を立てると、
地域の芸術家の展示会や障害者の作品展などを開催しているようだ。


こういうギャラリー、そしてオーナーさんこそ、街の財産だ。
決してメインストリームとはいえないけど、
市井の好事家たちのサティスファクションを満たしている。
こういう文化は、都市じゃないと醸成されないし、成立しない。


もっとも僕自身は、この手の知的風流には縁遠い人間。
入館して、数分で退屈してしまった。
それだけに余計、こういうソサイエティに憧憬を覚えてしまうんだろう。
爽やかな気分でギャラリーを後にして、家路についた。

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