新作『Wrecking Ball』がリリースされたことが、
トリガーになったのかな?
理由は何であれ、
ティーンエイジャーのころに聴いてたアーティストの音楽を
今も瑞々しい気持ちで聴けるなんて幸せなことだ。
友だちで、ボス好きが高じて、
実際にアズベリーパークに旅行した物好きがいる。
そいつからの聞きかじりだけど、
アズベリーパークがあるニュージャージー州ベルマーには、
10th Avenue (Freeze-Out) と (The) E Street (Shuffle) が交わる交差点が
本当に存在している。
ところでボスの盟友、The E Street Band
このバンド名の由来について何かの本で読んだことがあるんだけど、
どうも思い出せない。
"Big Man"クラレンス・クレモンズの自伝だったかもしれない。
拙い記憶ではこうだ。
バンド結成当時、10th Avenue と E Street の角、
ここの近くに当時のキーボードだったデイヴィッド・サンシャスが住んでいて、
ライヴの時にデイヴィッドを迎えにいくんだけど、決まって彼は遅刻する。
ボスとバンドメンバーは、E Street に車をいつも長時間駐めて、彼を待つ。
で、ある日、ボスがいった。
このバンドは、この通りであまりにも多くの時間を過ごしすぎている。
だから、このバンドは「E Street Band」と呼ぶべきだ!
それから30年以上の歳月が流れ、
ビッグマンと"Phantom"ダン・フェデリーシは鬼籍に入ってしまった。
先日みたフィルム『Houston Bootleg '78: House Cut』の「Prove It All Night」の間奏、
ビッグマンとファントム・ダンのツーショット演奏は涙なくして見られなかった。
現在の 10th Avenue と E Street の交差点には、
『Born to Run』のジャケ写、ボスとビッグマンのツーショット写真が飾られてあって、
多くのファンが追悼や献花に訪れている。
その模様がニュージャージーのPRサイト〈nj.com〉に紹介されていて、興味深い。
ボスも、バンドメンバーのほとんども、齢60を過ぎた。
1999年の再結成以来、むしろ40代のころよりアクティヴなボスとバンド。
最近は、とくに今作は、ウディ・ガスリーのようなプロテストソングが目立つ。
オールドファンとしては、かつての青春群像を描写した作品にどうしても肩入れしてしまう。
僕はまだ、E Street で Shuffle していたいんだよな。
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