SIDEWALK TALK

Lazy Sunday Afternoon

Bluebells晩夏にしては強すぎる朝日が寝室に差し込んできて、
ベッドから飛び起きて、TVのスイッチを入れた。
先週「宇宙兄弟」を見損なっていたから、
同じミスを犯さないように。
けど、勢い込んでTVの前に陣取ったものの、
今週は放送自体なかった。


僕にとって無意味な番組「24時間テレビ」の影響だった。
この番組を全否定する気はないが、当初のコンセプトがねじ曲がって、
今は功罪相半ばしていると思う。
この手のチャリティは、海外、とりわけ米国ではノーギャラ?が常識。
この番組では2億円以上のギャラが芸能人たちにばらまかれているという現実は、
矛盾以上の強烈な違和感を覚える。


で、きょうは音楽と読書で過ごすことにした。
最近は、ブルーベルズの楽曲にはまっている。
眠たげな夏の午後にフィットする曲たちは、この時期、心地好く耳に響く。
ファンとしては残念なことだが、
ブルーベルズ(ブルー)名義の楽曲はわずか4曲しかない。


肩の力が抜けた「サンデーアフタヌーン」や、
プリンスの「Starfish & Coffee」を彷彿とさせる
「双子のコマドリとゴールデンフィッシュ」は、
シングル・ヒットを意識しないソングライティングで、
気軽さと自由に溢れていて魅力的だ。
その反面、シリアスな世界観を露呈する「自由の岸辺(La Costa Libre)」と
全編日本語詞の実験的な「ブルーベルズのサマー」は、
アルバム『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』の習作といってもよい作品になっている。


まことしやかな偽善と仕掛けられた欺瞞から距離を置いて、
過ぎてゆく夏の午後を静かに過ごす。
Lazy Sunday Afternoon To Be Free

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