![Stars_and_stripes Stars_and_stripes](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6c/124a2ab0f642fafa2cd5d14b7c91054b.jpg)
日本の政治はアメリカ追従主義でやってきた。
「アメリカのポチ」とか「アメリカがクシャミをすれば、日本は風邪をひく」
などと揶揄されている。
しかし決してマイナス面だけじゃなく、
戦後の驚異的な復興はアメリカの傘の下にいたからだともいえる。
アメリカ追従主義は功罪半ばしていると思う。
そのアメリカが突然、北のテロ支援国家指定を解除した。
アメリカの国内法とはいえ、
同盟国である日本の首相に連絡があったのは発表のわずか30分前だった。
拉致被害者家族の皆さんの心情を慮ると、ホント心が痛む。
きのう、横浜から帰宅して、
パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)でも観ようかと思い、
テレビのスイッチを押した。
ところが番組表に反して、メジャーリーグのプレーオフ(PO)が放映されていた。
メジャーの試合が延長戦に突入して、予定よりも時間がおしていたのだ。
僕は野球好きだから、メジャーの結果も気になる。
でも NHK という国営放送が、日本の CS をキャンセルして、
メジャーの PO を選択したことはいただけない。
権利関係のことはよくわからないけど、
CS の中継の合間にメジャーの経過を伝えるべきだと思う。
政治だけじゃなく、メディアもスポーツも文化もアメリカ追従主義になってしまっている。
こんなことなら、日本はいっそのことアメリカ合衆国51番目の州
「ジャパン州」になったらいい。
日本がアメリカに吸収されると、アメリカの人口の4分の1がジャパン州民。
アメリカ最大の選挙民を有する州になる。
大統領選挙も、ジャパン州がキャスティングボートを握るようになる。
もちろん、こんなことは荒唐無稽な妄想だ。
アメリカ追従主義から脱却し、自立した国家になるためには、
結局、国民一人ひとりのレベルアップしかないのかもしれない。