尾崎豊に「米軍キャンプ」という楽曲があり、僕的には、尾崎のキャリアの中でこの曲が頂点に位置している。
当てずっぽうだけど、尾崎の「米軍キャンプ」は
浜田省吾の「いつか もうすぐ」にインスパイアされた楽曲だと思う。
どちらも切ないラヴソングで、
米軍キャンプのそばにある小さな店で働いている女の子との別れを歌っている。
さて米軍キャンプといえば、
きのうのブログで、ガラにもなく、基地問題についてエントリーをした。
きょうも、続けてみようと思う。
以下のことは、聞きかじりだから、思い違いがあるかもしれない。
僕らは、無造作に「基地」という。
けど、日本の公的資料では、沖縄に基地と名がつく米軍施設はない。
「飛行場」「弾薬庫」「キャンプ」「訓練所」「通信施設」…etc
と、変な名前がつけられている。
では、米軍内での正式名称はどうだろう。
嘉手納飛行場 Kadena Air Base
普天間飛行場 Marine Corps Air Station Futenma
キャンプ・シュワブ Camp Schwab
基地を意味する base は、嘉手納の施設だけだ。
ここで僕は、camp という名称に注目したい。
軍事用語における camp は、「野営地」「駐留地」「兵舎」などを指す。
つまり固定の基地とはちがう。
進駐軍のそれということだ。
僕は、きょうのこのエントリーで、基地問題ついて結論じみたことを言うつもりはない。
その資格も、知識も、見識もない。
ただ、本土でノホホンとしている人間として、
基地問題に思いを馳せることくらいはしなきゃいけないと思っている。
残念だけど、沖縄から基地がなくなるのは「いつか もうすぐ」というわけにはいかないだろう。
