サスガに映画館はフルハウス。
人気の高さがうかがえます。
サスペンス映画として、単純にオモシロかった。
でも僕のような仏教信奉者には、
カトリック(とくにオーソドックス)の人たちのような深い感想や烈しい反発、また後味のよさ、
そういった感じ方がイマイチなんでしょうね。
たとえは適切じゃないけど、
日本人ならだれでも「桃太郎」を知ってるように、
「聖杯伝説」や「アーサー王伝説」、「パルジファルの物語」などに親しんできた西洋人(かつてのローマ帝国圏内)の感想と日本人のそれとでは、ザンネンながら根本的なズレがあるんでしょう。
原作を読めとはいわないけど、ある程度予習していった方がいいと思います。
ところで、キャスト。
トム・ハンクスは(いい意味で)あいかわらずとしても、ジャン・レノがヨカッタ。
母国語での演技のせいか、いきいきとしてたし、チョイ役のわりには存在感もあった。
オドレイ・トトゥのことはよく知らないけど、
ワイフにいわせると、『アメリ』のときの方がカワイかったらしい。
特筆すべきは、シラス役のポール・ベタニー。
まさにハマリ役、ジャストミートなキャスティング。
危なすぎです。
あんなひとが歩いてたら、すぐ尋問にあって拘束されます。
原作の膨大な要素を2時間30分に詰め込んだためか、ムダなカットはいっさいナシ。
登場人物たちは、食事はおろか水さえも飲みません。
こういうプロットは、オモシロ味がないっていうか、味気ないんですよね、
僕的には。もうすこしユーモラスなシーンがあってもよかったんじゃないかと。
いろいろいったけど、これは観るべき映画。
オススメです!
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