
タイトな納期の注文ばかりで、汲々としている。
忙しいのはいいことなんだけど、間に合わないのはヤバイ。
景気のせいだろう、年々世知辛くなってきて、
企業間のお歳暮のやりとりもほとんどなくなった。
以前は処分に困るほどもらっていたカレンダーだけど、
今は往時の5分の1ほどになってるんじゃないかな?
カレンダーをお客さんのとこに持っていくと、ホントに感謝される。
前々から思ってたことがあって、
1月、2月、3月・・・・・・・・12月という単語はいつごろから使われはじめたんだろう?
英語の January, February, March ・・・・・・・・ December のように、
睦月、如月、弥生・・・・・・・・師走と、旧名称のままの方が風情があってよかったと思う。
近代(幕末以後)になってから「12月」などと言い始めたのだと論証なしに思ってるんだけど、
講談などで「ときは嘉禎四年閏十二月」などというから、
存外これは古くからあった呼称なんだろうか?
「坊主も走る」という師走。
会社にかかってくる電話のほとんどが、催促か、大急ぎのオーダー。
クロネコの配達員さんも、いつも以上に大慌てで事務所に駆け込んできて、
荷物を置くなり、風のように去っていった。
そんな慌ただしい年の瀬、金正日総書記の訃報が飛び込んできた。
どうなっちゃうんだろう?
僕らが住むこの東アジアも、さらに慌ただしくなっていくんだろうな。
そんな感慨が、ふと頭をよぎった。