SIDEWALK TALK

Jack-o'-Lantern

Halloweenきょうは、ハロウィン(Halloween)。
このケルト人の土俗宗教とキリスト教がドッキングした行事に、
僕は未だコミットしたことがない。
  
得手勝手な妄想だけど、
古代ケルト人の世界では、大地の神、森の精、太陽の神などのほか、とくに小妖精の悪魔や守護神が数多く棲息してたんでしょう。
だからハロウィンは、他のキリスト教行事よりも、奇抜でフェアリー・テールな雰囲気がある。

ハロウィンといえば、カボチャの中身をくりぬきロウソクを灯した
「ジャック・オー・ランタン」(Jack-o'-Lantern)が欠かせないツール。
  
ここでいうジャックという人物名は、
「切り裂きジャック」などに使われてることからわかるように、特定の人の名前というより、
単に「男」という意味。
だからジャック・オー・ランタンをあえて訳せば、「提灯男」とでもなるのかな?
でも、あまりにも普通名詞化されてるんで、いっそのこと原型を無視して、
「お化けカボチャ提灯」といったほうがピンとくるのかもしれない。
 
ハロウィンは、ある意味、日本のお盆にあたる行事で、
ジャック・オー・ランタンはお盆の迎え火・送り火とおんなじようなものといっていいかもしれない。
もっとも、日本の迎え火・送り火はもっとディープな雰囲気ですけど…。
  

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