SIDEWALK TALK

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お役ご免

2009-07-31 17:14:00 | まちづくり
On_air3年半ほど前、縁あって、
コミュニティ FM で30分番組のパーソナリティを務めることになった。
番組はまだまだ続くのだけど、
僕は、仕事の都合で、今日の放送を最後に降板させていただいた。


寂しい気持ちがまったくないといえば嘘になるけど、
正直、ホッとしてるかな。  
そもそもド素人だし、
そんなに毎週毎週、まちづくりのネタなんてないから、
いつも30分を埋めるのに苦慮していた。


唯一の楽しみは、
リスナーさんからのリクエストを完全無視して、
毎回、お気に入りの佐野元春の楽曲を流すことだった (^_^;)


僕の最後の放送となった今日の内容は、
JC 主催の「公開討論会」の告知、
商工会議所青年部と僕ら NPO が共催する「めじろんクリーン UP 大作戦!」の進捗報告、
商店街連合会の「城下町中津あきんど市場」の PR 、
ひまわり隊の「南部自由市場」の PR
といった内容だった。


そして流した楽曲は、
CM 前に「ボヘミアン・グレイブヤード」、
今月のエンディング曲「 Rainbow In My Soul 」
の2曲。
  
エンディング、「さよなら Blue」のリフレインが心地よかった。
リスナーの皆さん、NOAS FM の皆さん、お世話になりました。
苦労もあったけど、楽しゅうございました。


豪雨

2009-07-30 11:44:54 | ニュース
きのう、豪雨被害が甚大な福岡方面に出張。
高速道路を走行中、またもや豪雨に見舞われた。


ドライバーさんたちも豪雨のニュースを目の当たりにしてるせいか、
一斉に P.A に一時避難していた。
ご覧のとおり、フロントガラスは滝状態。


Downpour


九州自動車道は土砂崩れのため、
最大動脈である福岡-太宰府 I.C 間は通行止めだった。
迂回のためだろう、都市高がやたら混んでいた。


報道されている被害地域付近をドライヴしたけど、
豪雨の爪痕はさほど感じなかった。
むしろ、午後からは晴れ間もでてきて、穏やか感じすらした。


でも、亡くなられてる方も多数おられる。
自然をなめたらイカン。


涼宮ハルヒの憂鬱

2009-07-26 13:47:00 | アニメ・コミック・ゲーム
大ざっぱにいえば、僕の住んでる地域は九州北部にカテゴライズされる。
おとといの夜から九州北部一帯は豪雨に見舞われていて、
気象警報や交通規制が続発しているのみならず、死者・行方不明者までもでている。
非常事態といっていい。


幸い僕の住んでる街では、雨は断続的に降っているものの、
それほど深刻な事態に陥っていない。
敢えていえば、祇園祭に影響があるくらいだろう。


Suzumiyaharuhi話は変わるけど、
ひょんなことから『涼宮ハルヒの憂鬱』というアニメ作品を見た。
この作品のことは知らなかったが、
完成度の高さかいって、アニメファンの間では重要な位置にある作品なんだと思う。


アニメのことはよくわからないけど、
この『涼宮…』は、『ケロロ軍曹』同様、
日本アニメ -いわゆるジャパニメーション- のひとつの到達点といっていいんじゃないかな。
SF 、学園もの、戦争、スポーツ、恋愛、萌え系、探偵団、プチお色気、ギャグ、謎解き…etc
ヒット・アニメにおけるすべての要素を押さえてるにもかかわらず、ごった煮作品になっていない。


僕が気づいただけでも、
『ガンダム』『ヤマト』『リンダ リンダ リンダ』『タッチ』『コナン』『フルメタル・パニック!』
などのパロディを織り込み、ジャパニメーション史上の大作にオマージュを捧げている。


僕のお気に入りのキャラは、主人公になるのかな?キョンだ。
ストーリー進行役の語り手でもあり、ツッコミ役も兼ねている。
キョンの台詞は、この作品のキモなんだろう。
とにかく、冷静で常識的で白けた独り言が笑える。


数話しか見てないが、チャンスがあれば続きを見てみたい。
おそらく、そのチャンスは少ないだろうけど…。


猿の話

2009-07-25 16:13:00 | うんちく・小ネタ
Gibbon中国、とりわけ漢詩世界で「猿」というと、
日本におけるサルとはちがい、
テナガザルのことを指すそうだ。
英語でいうと「monkey」じゃなくて「gibbon」になる。


日本人における猿のイメージは、
さるかに合戦で描かれてるようにずる賢いとか、
また、猿回しで茶目っ気たっぷりの演技をする
ユニークでフレンドリーなやつってとこだろうか。


中国においては、猿はもの悲しいイメージだそうだ。
漢詩のなかに、「猿声」という単語がしばしば登場する。
僕はずっと辺り一面「キーキー」と鳴き声が降ってくる
騒がしい様を表す言葉だと思ってたけど、
思い違いだった。


テナガザルは鳴き声は高音で「ホーホー」という哀愁を帯びたもので、
ひとり旅の途上でこの声を聞くと、
得も言われぬ郷愁に駆られるらしい。


今、中国人に「猿はいるか?」と尋ねると、
「何処かにいってしまった」という返事がかえってくる。
気候変動(砂漠化)の影響なんだろうか、
かつての中国の猿 -テナガザル- は、今は東南アジアに棲息していて、
中国本土では見かけなくなったらしい。


以上、「新 漢詩紀行」の先生の受け売り。

やるそうです

2009-07-24 18:09:00 | まちづくり
Fireworks4今日から、中津はお祇園さん。
で、今夜は花火大会。
朝から雨がぱらついてたんで心配してたけど、
どうやら今夜、決行するようだ。


今夏、不況のあおりで、
全国で40ヶ所ほどの花火大会が中止を余儀なくされている。
そんな逆境のなかでの協賛金集めだったからどうなることかと思ったけど、
何とか開催にこぎつけた。


だって延期の場合、月曜開催になっちゃう。
お祇園さん、終わってるっつーの。


皆さん、楽しんでください!
とりあえず僕は、夜の街に出撃します。


新 漢詩紀行

2009-07-23 14:45:00 | アート・文化
River2NHK BS-hi で、朝ドラの前に、
「新 漢詩紀行」というシブイ番組が放送されている。
5分ほどのプログラムで、時たま、偶然みてしまう。


といっても僕は、学生時代、国語が大の苦手で、
中でも古典、とりわけ漢文はからっきしできなかった。
高3だったか、漢文のテストで欠点をとってしまい、
あまりのデキの悪さに、僕が反逆のためにわざと間違った解答をした
と、先生からこっぴどく叱られたこともあった。


だから、この番組で紹介される漢詩も、何のこっちゃわからない。


けさ、李白の『早発白帝城』という詩が紹介されていた。
1行7文字だから、七言絶句という形式なんだろう。


   朝辞白帝彩雲間
   千里江陵一日還
   両岸猿声啼不住
   軽舟已過万重山


意味はおぼろげにしかわからないけど、漢詩はその音(朗読)を聞くだけで心地いい。
ヘタレな僕でも、何となく勇壮な気分になる。
番組のクレジットをみると、意外にもテーマ音楽は広瀬香美が担当している。


もちろん現代でもいるだろうけど、明治初頭くらいまでは、
中国語を解さなくても漢詩を読んだり作ったりできる日本人がかなりいた。
思い違いかもしれないけど、乃木希典なども名手だったそうだ。
たしか、203高地について詠んだ漢詩があったと思う。


『早発白帝城』にもどる。

これも思い違いかもしれないが、
タイトルに使用されている「白帝城」は、三国志の劉備玄徳が没した場所だったと思う。
この詩の中には、劉備への思慕などが織り込まれているんだろうか?
それも、僕にはわからない。


けど、何か惹かれるんだよな。
おそらく漢詩は、声に出して詠むことを前提に創作されている。
言うなれば、古のポエトリー・リーディングなのかな?


国のための準備

2009-07-22 13:23:00 | ニュース
わらをもつかむ解散
ミゾウユウ解散
自虐解散
泥舟解散
がけっぷち解散
万歳突撃解散
自民党解散
ノックアウト解散
ギリギリ解散
自爆解散
破れかぶれ解散
ヤケクソ解散
涙目解散
泣きべそ解散
政権交代解散
南極物語解散
バカタロー解散
麻生降ろし防止解散
KY(漢字読めない)首相の KY(解散時期読めなかった)解散

もう、どうとでも呼んでくれ。


Flood涙目で反省を演出したり、反目と握手して一致団結を強調したり、
とにかく自分のことで精一杯。
衆議院が解散しようとしなかろうと、
皆既日食は起こるし、天災も発生する。


衆議院を解散した日、
中国地方は、局地的に猛烈な雨に見舞われ、各地で土石流や土砂崩れが発生した。
政治家の先生たちが解散で浮かれてる最中、
自国民が生命の危機に晒されていた。
実際に死傷者もでたし、未だに行方不明者も多数いる。


内閣として、すべきことは解散なんかじゃない。
よしんば解散はやむなきとしても、この災害に対して何か対策を講じたのだろうか。
講じてるとしても、プライオリティの低さは否めない。


政府は、対策本部に大臣クラスを投入して、国家としての対応をすべきだ。
そりゃ先生方は選挙の準備が大切だろうが、国民のためのアクションを優先すべきだ。


国のための準備はもうできてるかい?


引き返す勇気

2009-07-20 15:18:30 | スポーツ
Mountain2北海道・大雪山系で、10名もの登山者が命を落とした。

痛ましいニュースだ。
僕も時たま山に登るので、他人事とは思えない。


遭難の原因ついてあれこれ議論されているが、
言い切ってしまえば、
あれほどの悪天候は想定外で、ほとんどの人が予測不可能だっただろう。
亡くなられた方はホントお気の毒だけど、
山に登るものとして、やはり自己責任は問われるべきだ。


僕には、法律的なことはわからない。
ツアーを企画した旅行会社の業務責任が取り沙汰されてるが、
登山は、本来、登頂から下山まで自己完結でおこなうものだ。


防寒・雨具・水・非常食・マップ・連絡手段…etc 、
1人で登り、1人で下る、その装備と覚悟を常にもつべきだ。
ツアーの参加要項にも「防寒具」の記載はあっただろう。
けど、個々人がどれくらいの防寒対策をしていたかが問題だ。


「引き返す勇気をもちましょう」
という標語が登山口付近に表記されているのを、よく見かける。


自分の力量を常に臆病に見極め、
ツアーであっても、1人で引き返すくらいの決断はできなかったんだろうか?
結果論といってしまえばそれまでだけど、するべきだった。


黙祷


夏の陣

2009-07-19 14:12:17 | テレビ番組
Natsunojin週明けには、衆院解散。
代議士の先生たちにすれば、事実上の戦闘状態に突入したというところだろう。


今朝、自民党代議士 T さんの選対事務所開きがあった。
T さんはかつてご近所であったし、JC の先輩でもあるから、
所属政党など関係なく応援してきたし、今回も僕の1票は T さんに投票するつもりだ。


そういう僕は、いつの間にか、国民新党の党員になっていた。
ある日突然、党員証が郵送されてきた。


その犯人?は同級生で、彼は特定郵便局長だから、
郵政民営化反対を標榜している国民新党の党員を集めなきゃいけなかったんだろう。
僕自身も4年前の郵政選挙のときから民営化に反対だったから、
これはこれで甘んじて受け入れている。


ある自民党議員が TV で、今回の総選挙を大阪夏の陣に例えていた。
夏の陣って、もう外堀が埋められて死に体になっていた
豊臣方の葬式セレモニーみたいなものじゃなかったっけ?
もう、あきらめちゃってるのかな?


何にしても、このクソ暑い中での選挙活動は大変だろう。
T さんはまだ壮年だから大丈夫だろうけど、おじいちゃん議員はぶっ倒れちゃうよ。


麻生降ろし

2009-07-18 13:39:11 | 写真
Refrigeratorわが家にも、ついに「麻生降ろし」の風が吹き荒れた。


麻生総理の外相時代、
僕はあるご縁で、握手をしたツーショット写真を撮っていただいた。
僕自身は有名人 -特に政治家- とのこういう写真に頓着はないんだけど、
ワイフが半ばオモシロがって冷蔵庫のドアにその写真を貼っていた。


夕べ、ビールを飲もうと冷蔵庫にむかうと…、(?_?) ない。
平素、政治のことなど何一つ語らぬワイフだが、
ここんとこの猥雑で下種なニュースに、さすがに何か思うところがあったようだ。


この体たらくだから、到底かばう気にはなれないんだけど、
それでも、一国(自国)の首相を毎日こき下ろすメディアというのは如何なものだろうか?


けど、そのお陰でツーショット写真が外されたのはありがたい。
僕は、自分の写真を毎日眺めることに耐えられるようなナルシストなんかじゃない。
これで毎晩、穏やかな気持ちでビールが飲める。


P.S. 江戸時代の川柳にこういうのがある。
「土砂降りになって飛び出す雨宿り」
この国のリーダーと自民党に捧げたい。