SIDEWALK TALK

This website is brought to you by KIRIBAKO.NET

仕事納め

2011-12-28 11:13:05 | 桐箱ブログ
Office212月は忙しかった。
結局、土日祝日を含めて1日も休みがなかった。
とはいえ商売人は暇が一番の大敵だから、これでいいのだ!


さて弊社は、表向きは今日が仕事納めということになっている。
実際は、経理関係は担当者があす出社して処理するし、
おせち重の納品(本当はまだ作製中のもある)などが残っていて、
30日までなんやかんやある。


僕ら日本人にとって、今年の重大事項は一も二もなく震災、
それに伴う原発事故だろう。
Green Zone で惰眠を貪っている僕に、
このことについて軽々に述べる資格はない。
いったい僕は、何かできたんだろうか?


震災直後は精神が高ぶっていたのか?
3.11 以降のブログは震災のことばかり書いていた。

 「瓦礫の中の Golden Ring
 「できることを できるだけやる
 「それを『希望』と名づけよう


今も苦しんでいる、今も闘っている被災地の人びとのことを忘れちゃいけないと、
読み返してみて、もう一度自分に言いきかせた。


あと数日で2011年が終わる。
贅沢は言わない。
来年は、クソのような今年よりも、少しはマシな年になるように僕も何かしたい。

聖なる夜に口笛吹いて

2011-12-25 13:56:52 | うんちく・小ネタ
Champagneガキのころ、誰もがそうであるように、
クリスマスが大好きだった。
イヴの夜には、ツリーを飾り、
少しだけオシャレして、クラッカーを鳴らして、
ささやかなご馳走を食べた。
そしてクリスマスの朝、
枕元にゲッターロボの超合金が置かれていて、
サンタさんに感謝した。


いつの頃からだろう?だんだん捻くれてきて、
クリスマスに無邪気に浮かれることに
何となく怯みをおぼえるようになった。
バブル期のクリスマスの、
あのイカれたバカ騒ぎに辟易したからかもしれない。


さらに、僕は仏教徒を自称している。
と、エラそうに書いたけど、信心などは毛ほどもなく、
仏壇に手を合わせることはほとんどないし、
亡父の墓参りにも年1~2回しかいかない。
オマケに子ども時分は、毎週のように教会の日曜学校に通い、
ミサに参加したりもしていた。
口先だけの似非仏教徒だ。


とは言え、天の邪鬼を標榜しようが、仏教を信奉しようが、
クリスマスは今や日本の伝統(年中)行事のひとつといってよく、
この僕の独りよがりな含羞をひとに押しつける気は毛頭ない。
ましてや嫁さんには…。


Pop open a bottle of champagne
イヴの夜、ガラにもなくグレイト・ギャツビーを気取ってシャンパンの栓を開け、
チキンを頬ばり(チキンをクリスマスに食べるのは日本だけらしいが)、
シングルモルトをロックで流し込み、
苺がのったホールケーキにナイフを入れた。


Tonight's gonna be alright
世界平和に寄与するなど大それたことはできないが、
少なくともこれで家庭の平和は保たれた。


Christmas Time in Blue
聖なる夜に口笛吹いて

Tonight's gonna be alright

2011-12-24 13:25:09 | うんちく・小ネタ
Chicken2雪のメリークリスマスタイム。
ちらほら雪が舞ってきた。
ここ九州も、今夜はホワイト・クリスマスになりそうだ。


ホワイト・クリスマスなんていうといかにもロマンティックだけど、
実際に積もったりしたら、九州人の僕らは立ち往生してしまう。
雪道に慣れてない九州の恋人たちは車でのお出かけを中止せざるを得ず、
タクシーも車庫に身を潜めてしまうから外食にもいけなくなる。
ホワイト・クリスマスはブラックなクリスマスになってしまう。


クリスマスにチキンを食べる習慣があるのは日本だけらしいけど、
から揚げ公国に住む僕ら中津人にとってチキンはテッパン。
後輩のお店に「ももから」を予約した。


クリスマスに特別な思い出はないし、
プレゼントをあげる(もらう)相手もいないから、浮かれ気分にもならない。
今夜は、ももからを肴にビールを飲んで、静かに夜を過ごそうと思う。
明日も仕事だし...


東北の被災地に思いを致しながら、
一人でも多くの人がいいイヴを迎えることを祈って。
Tonight's gonna be alright


信を問う

2011-12-23 08:51:57 | ニュース
Kan_naoto2まだ予断を許さないが、
国交省(政府といっていいのかな?)は八ッ場ダムの建設継続を決めた。
この決定については悲喜こもごもだろうが、
地元住民は翻弄されっぱなしだ。


ダム建設事業継続の是非について、僕には論じる能力はない。
それに前回の衆院選では、
僕は、自民党候補に投票したし、政党名も自民党と書いた。
結果は周知の通りだが、民主主義とキャピタリズムを享受している人間として、
僕は民主党政権を受け入れざるを得ない。


あの人たちは、政治的に窮すると、
「国民に信を問うべきだ」
という紋切り言葉を決まって吐く。
その「信」というやつを、僕ら日本国民は民主党に与えたのだ。


けれど、この体たらく。
政権を取ったら、マニフェストをことごとく覆す。
奴らのいう「信」って、いったい何なんだ?


繰り返すが、八ッ場ダム建設の是非は僕にはわからない。
何のための選挙?何のための選挙公約?何のための民主主義?
僕らの「信」は、何処にいってしまったんだろう?


TEAM 2000

2011-12-22 09:46:25 | まち歩き
Aperitif「この時期、忘年会が多くて大変でしょう」
などと、よく言われる。
けど、実際はほとんどない。


桐箱屋なんて風変わりな職業を生業にしてるから、
お客さまや仕入先は地元にはほとんどいないし、
組合や協会なんてのもないから、
平時でも仕事上での飲み会はほとんど、
いや、まったくといっていいほどない。


友だちはこの時期、世間並みに忘年会で忙しいから、
かえってプライベートで飲む機会は激減する。
僕も、敢えて誘ったりしない。


そんな僕だけど、唯一ここ10年ほど毎年、年末に飲んでいる仲間がいる。
2000年に、JC でいっしょに出向した先輩後輩たちだ。
あれから10年以上たつと思うと今昔の感に堪えないが、
それでも集まれば往時と同じシンパシーを感じてしまう。


来週、その飲み会がある。
久しぶりに暴れ飲みしようと、今から息巻いている。


師走雑想

2011-12-19 13:04:49 | ニュース
Calendar2年も押し迫ってきた。
タイトな納期の注文ばかりで、汲々としている。
忙しいのはいいことなんだけど、間に合わないのはヤバイ。


景気のせいだろう、年々世知辛くなってきて、
企業間のお歳暮のやりとりもほとんどなくなった。
以前は処分に困るほどもらっていたカレンダーだけど、
今は往時の5分の1ほどになってるんじゃないかな?
カレンダーをお客さんのとこに持っていくと、ホントに感謝される。


前々から思ってたことがあって、
1月、2月、3月・・・・・・・・12月という単語はいつごろから使われはじめたんだろう?
英語の January, February, March ・・・・・・・・ December のように、
睦月、如月、弥生・・・・・・・・師走と、旧名称のままの方が風情があってよかったと思う。


近代(幕末以後)になってから「12月」などと言い始めたのだと論証なしに思ってるんだけど、
講談などで「ときは嘉禎四年閏十二月」などというから、
存外これは古くからあった呼称なんだろうか?


「坊主も走る」という師走。
会社にかかってくる電話のほとんどが、催促か、大急ぎのオーダー。
クロネコの配達員さんも、いつも以上に大慌てで事務所に駆け込んできて、
荷物を置くなり、風のように去っていった。


そんな慌ただしい年の瀬、金正日総書記の訃報が飛び込んできた。
どうなっちゃうんだろう?
僕らが住むこの東アジアも、さらに慌ただしくなっていくんだろうな。
そんな感慨が、ふと頭をよぎった。


行列ができる桐箱屋

2011-12-16 12:51:59 | ブログ
Processionいや~、ほんとブログを更新する暇がない。
今月は、これを含めて、5エントリーか。
こんなこと、今までなかったと思う。


さて、弊社は職業柄、来客がほとんどない。
地元に取引先・仕入先がないということもあるし、
店舗じゃないから、買い物客もまず来ない。


けど今日は、午前中だけで4人もの来客があった。
午後からもお一人お見えになる予定だ。
慣れてないから、なんか疲れちゃった。


午前中の訪問者は会計士さんや銀行員で、
商売の儲けとは無縁の人たちだった。
けど、午後の人は一緒に商品開発をしようという人。
これは、気合いを入れなければ。


にしても、こんな日に限って、
一番気が利く事務員さん(女の子)が休んでるんだよな。


あくちゃんと

2011-12-12 10:02:41 | まち歩き
Tazumi今月は、なかなかブログを書く暇がない。
ま、忙しいことはいいことだ。


昨夜、あくちゃんと久しぶりに飲みに出かけた。
あくちゃんは僕と同学年だけど、
同じ学校に通ったことはないから、
知り合ったのは24~5歳ごろだったと思う。


そのころ、僕は仕事で帰りが遅くなると、
「田舎娘」という居酒屋によく食事に出かけた。
僕は入口付近のカウンターに座ることが多かったんだけど、
あくちゃんはいつもカウンターの奥で飲んでいた。
最初は会釈するだけだったけど、
ある日、マスターが紹介してくれてから会話をするようになった。


その後、あくちゃんも僕も中津青年会議所に入会し、
一緒にJC活動をするようになった。
以来、いつも一緒に飲み歩くようになった。
元日から飲んだし、バレンタインデイも飲んだし、
クリスマスも飲んだし、葬式の帰りでさえ飲んだ。
地元はもちろん、京都で、東京で、博多で、旭川で、
韓国で、ペナン島でも飲んだ。
けど、JC卒業後、あくちゃんと飲む機会がめっきり減った。


今般、知人がライヴの世話をするというので、
そのチケットを買った。
で、久しぶりにあくちゃんを誘ってみた。
小っちゃなライヴ小屋で、豊島たづみという人の歌を聴いた。


相変わらず、あくちゃんは落ち着きがない。
ライヴ自体は楽しんでるんだけど、
ひとつ所に素面で1時間以上いるのが苦手なのだ。
ライヴが終わると、演奏者が舞台上にいるのに、
あくちゃんは早々と席を立った。
で、僕らは居酒屋に直行し、モツ鍋を肴に杯を交わした。


別れ際に
あくちゃんが「年内にもう1回飲みにいこう」といってくれたのは、
何となくうれしかったな。

親米狂の詩

2011-12-07 12:34:32 | アート・文化
America内閣府による「外交に関する世論調査」というのがあり、
アメリカに親しみを感じる人は82%で、
昭和53年の調査開始以来、最も高い数値となった。


内閣府はこの要因として、
震災時の米軍『トモダチ作戦』を通じての献身的な支援をあげているが、
それにしても他国をこれだけ手放しで好きなのには驚いた。
単純比較することはできないとはいえ、内閣支持率をはるかに凌駕している。


アメリカ合衆国は、自国の利益のためなら何だってやる、
クソったれな国家だ。
戦争だって、人殺しだってやる。
そしてわが日本は、この国から核爆弾を落とされた、
世界で唯一の被爆国だ。


なのに、かく言う僕も、
アメリカという、このろくでもない国が好きだ。


僕は無邪気にも、
アメリカの音楽に憧憬を抱いたり、
アメリカの文学に共鳴したり、
アメリカの映画で休日を過ごしたり、
アメリカのファッションを身に纏ったり、
アメリカのジャンクフードに舌鼓を打ったり、
アメリカのスポーツを楽しんだりしてる。
挙げ句の果ては、アメリカ発の哲学「プラグマティズム」を信奉している。


もしかしたら、戦後の占領政策によって、洗脳されてるのもしれない。


他国を盲信することの危うさには気をつけなきゃいけないが、
サンモニのコメンテーターたちのような
行きすぎた無用な反米主義もどうかと思う。


こっちは米国を好きで好きでたまらないようだけど、
肝心のあっちはどう思ってるんだろうか?
親米派と思われるこの僕も、
相思相愛を無邪気に信じるほどお人好しじゃない。


正直なところ、興味ないんだけど...

2011-12-03 15:37:53 | テレビ番組
Kohakuこないだ、NHK 紅白歌合戦の出場歌手が発表されていた。
「韓流」にカテゴライズされる人たちが、たくさん出場するらしい。
で、レディー・ガガのサプライズ出演も取り沙汰されている。


変なナショナリズムの観点からじゃなく、
単純に日本人歌手だけでやったらどうなんだろうな。
レディー・ガガとか、紅白に必要なんだろうか?


本来 NHK が意識する必要のない視聴率を気にするがあまり、
断末魔のような演出や視聴者に媚びを売る人選に陥ってしまって、
紅白そのものアイデンティティがゴチャゴチャになってるような気がするは僕だけだろうか?


今年は大きな災害に見舞われた年だから、それなりの仕掛けもあるんだろう。
まぁ、被災地の人びとやお年寄りが喜ぶ演出で盛り上がればいいと思う。


僕は20年ちかく紅白を見てないし、今年もかなりの確度で見ないだろうから、
どんな番組内容になろうが一向にかまわない。
まっ、正直なところ、興味ないんだけどね...