SIDEWALK TALK

親米狂の詩

America内閣府による「外交に関する世論調査」というのがあり、
アメリカに親しみを感じる人は82%で、
昭和53年の調査開始以来、最も高い数値となった。


内閣府はこの要因として、
震災時の米軍『トモダチ作戦』を通じての献身的な支援をあげているが、
それにしても他国をこれだけ手放しで好きなのには驚いた。
単純比較することはできないとはいえ、内閣支持率をはるかに凌駕している。


アメリカ合衆国は、自国の利益のためなら何だってやる、
クソったれな国家だ。
戦争だって、人殺しだってやる。
そしてわが日本は、この国から核爆弾を落とされた、
世界で唯一の被爆国だ。


なのに、かく言う僕も、
アメリカという、このろくでもない国が好きだ。


僕は無邪気にも、
アメリカの音楽に憧憬を抱いたり、
アメリカの文学に共鳴したり、
アメリカの映画で休日を過ごしたり、
アメリカのファッションを身に纏ったり、
アメリカのジャンクフードに舌鼓を打ったり、
アメリカのスポーツを楽しんだりしてる。
挙げ句の果ては、アメリカ発の哲学「プラグマティズム」を信奉している。


もしかしたら、戦後の占領政策によって、洗脳されてるのもしれない。


他国を盲信することの危うさには気をつけなきゃいけないが、
サンモニのコメンテーターたちのような
行きすぎた無用な反米主義もどうかと思う。


こっちは米国を好きで好きでたまらないようだけど、
肝心のあっちはどう思ってるんだろうか?
親米派と思われるこの僕も、
相思相愛を無邪気に信じるほどお人好しじゃない。

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コメント一覧

mf >> ノラ猫さん
http://kiribako.net
ノラ猫さん、こんにちは!
いつも、コメントありがとうございます。

高山正之氏について知るところは少ないのですが、
アンチ朝日新聞(だったと思う?)のスタンスには共鳴できます。
「母が買う週刊誌」は何でしょうか?
ノラ猫
プラグマティズムを勉強しておりました。(^-^)

なかなか、難しい!!!


母の買う週刊誌の最後に、高山正之氏の変見自在という連載があります。

欧米の反対側から見た世界が書かれていて、歴史も知らないことばかり。

偏見もあると思いますが、結構面白いです。

立ち読み、オススメです。(^-^)
mf >> 存在する音楽さん
http://www.kiribako.net
I'm a J.Boy! ( ̄∇ ̄)
確かに、そうですね。
存在する音楽
J・BOYの血筋はアメリカを求めながらも、アメリカ...
J・BOYの血筋はアメリカを求めながらも、アメリカを否定していたり
過激なようで、複雑でおとなしい。熟考しながらも戸惑いを拭いきれない。
そんな風に思うことがあります。
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