１週間後

東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）から１週間が経ちました。
被害の大きさとか、原発の問題とか、政府の後ろ向きな方針とか、東電の下手くそな記者会見とか、無意味な買いだめとか、無計画な計画停電とか、いろいろと分かってきました。

テレビを観ていると、宮城や福島の沿岸部はたくさん報道されるけど、内陸部や茨城などの状況が報道されない。
隣町である郡山市の情報がほとんど入ってこない。
水戸や日立の状況が入ってこない。
全滅に近い町の映像の方が見栄えするからなのか。
偏った報道をしている感じがする。

猪苗代にも被災者の避難所が設営されました。
今日の夕方時点で３５０人とか。
テレビで見ている避難所よりはまだ良さそうに見えます。
支援物資もいろいろと届いています。
ただ下着が不足していると聞いています。

私自身も地震の被害にあったわけですが、軽度の被害で済んています。
しかし、二次被害というか、生活に支障が出てきているわけです。

１つは燃料。
ガソリンがなければ、クルマも動きません。実家の様子を見に行きたくとも行けないですし、それに高速道路が不通ですと時間が掛かります。
会津地方はまだ雪が降っています。そうなると、暖房に灯油が必要になってきます。
このままですと、避難されている被災者の暖房に使う灯油もなくなるかもしれません。

２つは食料。
コンビニに行っても弁当やおにぎり、パンやインスタントラーメンが陳列棚から消えている。
スーパーマーケットからも同じようなものがなくなっている。
インスタントラーメンは、備蓄のための買いだめだろうが、弁当等は工場の操業停止や物流の滞りが招いた結果である。

一刻も早く、物流の復活と道路の改修作業をお願いしたい。
そうしないとガソリンがなくなり、一歩も動けなくなります。
被災者が風邪を引くかもしれません。
政府の早急な対応をお願いします。

そして残念なのはスキー場の今シーズンの営業終了が決定したこと。
まだ雪がたくさんあるのにそれも目の前にあるのに残念で仕方がありません。
自然災害なのだからと自分には言い聞かせていますが、残念なのには変わりはない。

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