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旅とエッセイ 胡蝶の夢

横浜在住。世界、50ヵ国以上は行った。最近は、日本の南の島々に興味がある。

めくるめく快感

2015年10月29日 20時28分21秒 | エッセイ
めくるめく快感

 止めて、そこは駄目、とかそういう記事ではない。小学校の校庭といえば、ジャングルジム、鉄棒(逆上がりは苦労した。クラスの中で出来ない最後の2,3番目、お袋に放課後特訓された。)、メダカの泳ぐ水溜まり、ウサギ小屋、本を読み薪を背負う二宮金次郎の銅像、それから竹などで作られた登り棒。
登り棒と書いたけれど、正式な名前は何て言うのかな。天辺まではせいぜい4.5m位だ。棒を足で挟み、全身でしがみ付き手の力で体を持ち上げる。
 察しの良い男子はもう分かったね。そう、今回の話題はあれだ。大ていの男子は経験のあるあれ。小学校3年生位か、登り竹にしがみつくとチンチンが気持ちよくなって、目の前が一瞬暗くなる。恍惚状態で脱力感に襲われるが、落ちたら大変。一層しがみつき、あー放心状態になる。あの気持ちの良さは生涯で最高のものかもしれない。これは純然たる生理現象だから、女の子や女の子の裸を頭に描いている訳ではない。
 もちろん竹が恋しい訳じゃあない。竹にしてみれば迷惑な話だ。「止めろ止めろよ!俺は男竹だぞ。小僧、子猿、チンチン押しつけてうっとりするのを止めろ!」この登り竹にしがみついているのは小僧ばっかりだったから、小娘はどういう経験をしていたんだろう。誰か勇気のあるレポートをしてね。私は机の角だったな、とかいうのが読みたい。


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