旅とエッセイ 胡蝶の夢

横浜在住。世界、50ヵ国以上は行った。最近は、日本の南の島々に興味がある。

初夢

2018年01月31日 20時24分14秒 | 写真館
初夢

 明けましておめでとうございます。一富士二鷹三茄子、大漁旗に宝船、七福神に大輪の華。いい夢見ましたか?
 自分は2日の夜、3日の明け方に夢を見た。それがとんでもない代物だった。俺の初夢は、何と腐乱死体!
 多少の物語性はあるが、ここでは省略する。林の中の資材置き場のような所。何故か中身を予期していたらしく、毛布を捲ると、黒いしなびた顔の若い男。この男、多分誰だか分かる。ゴメンね、正月早々死なせて遺棄してしまった。
 年末にひいた風邪が治らず、鼻が詰まっていたのが幸いしてか、匂いはない。それとも夢にそこまでのリアリティーは必要ないのか。
 それにしても初夢が腐乱死体。ショックだよ~。いったいどんな年になるんだ。どうにかして下さい。


 これだったのか!ひどい初夢の意味が一気に氷解するような、衝撃的な出来事が起きた。少々の事には動じない面厚の小生も、ど肝を抜かれた。

 ウー書きたい。書きたいけれども、ここは差しさわりがあるので書けない。もったいぶってゴメンね。10年経ったら書くかも。あのね、40ヶ国以上旅して、ゲリラの村で井戸掘りをしてきて、書かないけれども凄い体験は山のようにあるのよ。直接会ったら、一杯飲りながら話あげる。



飲み会

2018年01月31日 20時12分08秒 | 写真館
飲み会

 勤め人時代の飲み会は、時に素晴らしく楽しかった。過ぎにし日々を回想すると、俺は36歳前後が一番活力があって充実していたように思う。男の36歳、少女の17歳。
 で、その36歳ごろのお話。「一杯飲ってくか。」ってんで居酒屋へ繰り出した。男1人36歳、女2人20代後半、全員既婚者。時間が早かったんで、小手調べにとパチンコ屋に入ったところ、経理の姉ちゃんが一発で確変、ジャラジャラジャラ。どひゃー、「私初めて、こんなの初めて。」3箱で終わってしまったがプラス1万5千円。いつもこういった内輪の飲み会では割り勘だが、その日は彼女が1万円を出したから、居酒屋豪華版となった。
 しょっぱなからハイテンションのままカンパーイ。仲間内や上司の悪口、噂話をしない訳じゃあないが、そんなのつまらん。女2人でアルコールが入ったら、ポンポンポンと話が出てくる。俺は口を挟む間もなくアハハハハと笑うのに忙しい。
 先日俺が部屋に入ろうとすると、営業の方の姉ちゃんが熱心にパソコンを打っていた。彼女、いつもスカートが短いんだよね。部屋に入りかける。彼女がスカートの裾から手を入れて大胆に捲り、太ももの辺りを掻く。ドキン!俺はそのまま、摺り足後ろ足で部屋を後にした。
 いきなりその話が飛び出した。「えっ、気付いていたの?振り返らなかったじゃん。」「ごめんねー、あの部屋蚊がいるのよ。」「いや、いいけど。いいもん見れたし、心臓がバッコンしたし。でもなんで俺だって分かったの?」「フッフッフ、女をなめんなよ。」「あんたね、いつもそんな短いスカート履いてるから悪いのよ。」と経理。「こないだだって電車の中で---」えっ何、痴漢の話?何?
 「アハハ、それでね。何か臭いわけ。うんち臭いのよ。」変だねー、どこだろうねー。ミニスカートが旦那と二人でキョロキョロと周りを見渡すと、ポチっとちいさなうんちがスカートに付いていた。あー、これだ。さっきおトイレに行った時にくっついちゃったんだねー、電話が鳴った時に立ち上がったから、キャハハ。
 俺たちのあまりのハイテンションに、隣りの勤め人2人(中年オヤジ)があきれ、「いいですねー。楽しそうですねー。」「失礼ですが、どういったご関係?へー、皆さん会社の同僚、へー。」あっこれ良かったら召し上がって下さい。それと何か追加で頼みましょうね。ってんで遠慮なく頂く。
 3人から5人に増えた飲み会は、一層盛り上がり、夜は賑やかに更けていった。心を開いた女の話は、こんなにも面白いんだ。