以前アンテナ工事をさせていただいてお客様が、当店を工務店さまにご紹介してくださり、
その工務店様より今回の物件をご紹介いただきました。
ご縁に感謝です、ありがとうございます。^^
施主様とはメールでやり取りさせていただいていまして、完了報告としてアップさせていただきます。
アンテナは片流れの屋根上に立てます。
まずは支線をとるためにステーの釘を打っていきます。
破風板が割れないように下穴をあけて・・・
打ち込む前の釘にコーキングを付けておいて・・・
良い感じにコーキングがはみ出ています。
これでこの部位から水が浸入することはないでしょう。
4方向から支線をとりますが、1方向に2本づつステー釘を打ちました。
続いて引き込みの同軸ケーブルの処理をしておきます。
数箇所サドル留めするために、下穴をあけてからコーキングを流しておいて・・・
ビスがコーキングを巻き込みながら入っていって・・・
最後にビスの頭にも。
この面は梯子がかけられないところなので、足場がなければサドル留めはできなかったです。
傾斜は3.5寸勾配なので、それにあわせて屋根馬を加工しました。
下準備ができたところでアンテナを持ってきました。
足場の上で組んで、金具には錆止めにローバルを塗ってあります。
支線は上段4本・中段4本・下段(屋根馬の足)に2本の計10本張ってあります。
向きを合わせます。
ランドマークタワー波(みなとみらい波)も入ってきていますが、今回はスカイツリー波狙いです。
MX
TVK
フジを含めてキー局も良好に受信できています。
屋内配線の仕様は分かりませんが、これだけ入っていればブースター無しで納まるかも。。。
単純に5分配程度なら12~15dBの減衰と予想しますが、テレビ端子が2個口や抵抗付きのタイプだと
さらに減衰量が増えるので、25dBくらい減衰することもあります。
今日の午前中に、電気屋さんが分配器やテレビ端子周りを先行して仕上げてくれているとのお話なので、
繋いでテレビ端子で測ってからブースターの事を考えることにします。
立地がよいと「拾わなくてもいい電波」まで入ってきたりしますが、こちらは特に問題無さそうです。
グレーの同軸なので、屋根上の部分には保護するという意味で黒のビニテを巻いておきました。
巻かないよりは巻いたほうが耐候性が上がるでしょうし、10年くらい先になれば違いがわかると思います。
ジョイントにエフコテープ1号を巻くのが最近マイブームです。^^
1号の上から2号を一往復巻いて仕上げました。
これで完成です。
リビングのテレビ端子で確認してみます。
大体13dB前後の減衰のようで良い感じです。
MXもOK
TVKもOK
キー局もOKです。
ブースター不要で無事完了いたしました。
今回は施主様とはお会いすることができませんでしたが、不明な点などがありましたらお気軽にご連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
ご依頼ありがとうございました。