屋根上に立っていたアンテナが倒れてしまったとご連絡頂き、茅ヶ崎市にお伺いしてきました。
ホームページからのご依頼有り難うございます。
アンテナはアナログのころからお使いだったということと、2箇所あるテレビ端子のうち1箇所しか
映っていなかったお聞きしました。
アンテナがちゃんと受信できていればブースターは要らないかと思いますが、調査してみてから
工事の内容をお打ち合わせさせていただくことに。
ご挨拶のあと早速屋根上に上がっていろいろ調べてみます。
「アナログのアンテナ」といっても、このエリアでは「VHF」ではなくUHFアンテナです。^^
マストやアンテナ本体も錆が凄いですが。。。
倒れてしまったのは、「支線リングが腐食して破断」していたからでした。
塩害地ではよくあります。
1箇所しか映っていなかったのは、この繋ぎ目で減衰していたからでしょうか。。。
内部には少しだけ水が入り込んだ形跡がありました。
現状をみたら受信状態を調べます。
テレビ端子が2箇所なら、65dBμ~あれば大丈夫なはず。
もしこれでも端子のレベルが低ければ、ブースターに頼るのではなく配線経路の問題点を
直すほうが先々安心できますね。
工事の内容についてご説明させていただき、作業に取り掛からせていただきました。
ステー釘は4箇所に新規に打ちます。
先端にコーキングをのせて・・・
打ち込みました。
これで釘を打ったところから水が浸入することは無いでしょう。^^
マストは短めでOKなので、先にマストのみで立てておきます。
UHFアンテナはお客様のご希望でステンレス仕様です。
ジョイントは当然ですが新しくやり直します。
繋ぎ目が引っ張られないように巻きを作っておきました。
屋内側の同軸も「S5CFB」でしたので、減衰は少ないような気がします。
これで完成です。
テレビ端子までの減衰も心配したほどではなく、配線経路の改修は不要でした。^^
52dBμ前後での安定受信にて完了です。
ご依頼有り難うございました。