きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

共通点

2016-12-03 14:55:21 | ゆりのつぶやき


「ナッツ・リターン事件」と「崔順実事件」の共通点は?

日ごとに新しい疑惑が浮上して韓国中を驚愕させている「崔順実(チェ・スンシル)事件」。
過熱報道を見ていると、多くの人が2年前の「ナッツ・リターン事件」を
思い出したのではないだろうか。2つの事件に共通することはあるのだろうか。

すでに2年前の出来事である。忘れている人もいるだろう。
ここでもう一度、「ナッツ・リターン事件」を振り返ってみよう。
事件が起きたのは、2014年12月5日である。
ニューヨークのJFK国際空港から仁川(インチョン)国際空港に
向かう大韓航空の飛行機が、離陸を前に滑走路の方向に動きだしたときだった。
ファーストクラスにいたのが、大韓航空の副社長のチョ・ヒョナ。
彼女は、客室乗務員がナッツを袋のまま出したことに激昂した。
「なぜナッツを袋のまま出すのか。マニュアルと違う」
大きな声で叫んだチョ・ヒョナは、客室乗務員を叱責した。
飛行機を搭乗口に引き返させた
客室乗務員が「ナッツアレルギーの乗客に対応したマニュアル通りの方法です」
と説明しても、チョ・ヒョナは感情を抑えられずに暴言を吐いた。
客室乗務員に代わって客室責任者がタブレット端末でマニュアルを出そうとしたが、
操作がうまくいかずにチョ・ヒョナに見せられなかった。
「すぐに飛行機から降りろ!」
絶叫したチョ・ヒョナは、機長に命じて飛行機を搭乗口に引き返させ、
そこで強引に客室責任者を機内から降ろしてしまった。
この騒動によって飛行機は20分遅れてJFK国際空港を離陸し、
200余人の乗客が迷惑をこうむった。
一部始終が報道されるようになると、チョ・ヒョナは批判にさらされた。
大韓航空は会社ぐるみで騒動の隠蔽をはかり、客室責任者は
「自らの意思で飛行機を降りた」と証言するように強要され、
ファーストクラスにいた他の乗客も口止めを頼まれた。
この騒動を調べた国土交通部の調査官も、
調査内容を大韓航空側に漏らすという失態を犯している。
役所と大企業の癒着を示す典型的な例だ。
そうした事実も明らかになり、チョ・ヒョナの傲慢ぶりが集中砲火を浴び、
彼女は結局、航空保安法違反などで12月30日に逮捕された。
2015年2月にチョ・ヒョナは一審で懲役1年の実刑判決を受けて服役したが、
二審で執行猶予がついて釈放されている。
以上が「ナッツ・リターン事件」の概要だが、
大韓航空を傘下に持つ親会社・韓進グループの会長はチョ・ヒョナの父親である。
この会長は「娘の教育を間違えた」と謝罪したが、
実力が未知数なのに子供というだけで大企業の要職に付ける
韓国財閥の問題点が浮き彫りになる事件であった。

チョ・ヒョナと崔順実の共通点とは?
検察に出頭するとき、チョ・ヒョナは憔悴しきった表情で謝罪を口にしたが、
着ていたのは超高価なコートだった。
崔順実の場合は検察に出頭する際にもみくちゃになって靴が脱げたが、
それはプラダの靴だった。
2人とも、庶民に手が出ない高級ブランドで身を包んでいた。
華やかなパーティーに出るのではなく、国民が厳しい視線を注ぐ中で検察に出向いているのだ。
その際に高級ブランドを身につけていれば、
激しい批判を受けることがすぐにわかりそうなものだが、
その大事なことに気づかない。
これでは、どんな謝罪も「口先」だけと見抜かれても仕方がない。

1人は財閥の家に生まれ、裕福な暮らしが当たり前と思える中で、
海外留学をしてから若くして大企業の役員になった。
しかし、性格がワガママで下品で、やっているのは会社の不利益になることだった。

もう1人は、宗教者ではあるが数々の犯罪行為を指摘される父親のもとで育ち、
親友が大統領になってからは、権力を思いのままに操って利権をむさぼった。

2人とも謙虚さのかけらもなく、他人を思いやる気持ちもない。
ただ自分を「選ばれた人」と錯覚し、一般の人たちの感情を逆撫ですることを繰り返した。
象徴的なのは、崔順実の娘が名門女子大学に不正入学しながら
「カネも実力のうち」とネットで公言したことだ。
存在の耐えられない傲慢さは、親から子に引き継がれている。
チョ・ヒョナの父が「娘の教育を間違えた」と述べたが、
気づくのがあまりに遅いと言わざるをえない。

文=康 熙奉(カン ヒボン)


日頃、私は韓ドラを見るのを趣味としているのですが・・・
嘘みたいな韓ドラの世界が、現実なんだなと思う日々です(笑)

韓国は、この週末も大規模集会が開かれるそうですが・・・
これからの韓国はどうなるのでしょうか・・・・
願うは、日本と仲良くしてくれる人がトップになってほしいです。

ところで、ヨンジュン親子はどうしているのかな・・・・?