韓国の高校に進学しK-POP本場で挑戦 国籍超えて「夢与えたい」
日本の若者の間でK―POPの人気が止まらない。楽しむだけでなく、
日本の若者の間でK―POPの人気が止まらない。楽しむだけでなく、
自らがK―POPの主役になろうと韓国芸能事務所のオーディションを
受ける人も多い。
K―POPアーティストという夢に向け、
本場で挑戦する若者も出てきている。
山本陽愛(ひな)さん(15)は父親の仕事の関係で2021年の春に
山本陽愛(ひな)さん(15)は父親の仕事の関係で2021年の春に
来韓した。
ソウル日本人学校(中学部2年生)に入り、同年の夏頃から
K―POPダンスやボーカルなどを習う教室に通い始めた。
小学生のときに韓国のガールズグループ、BLACKPINK
(ブラックピンク)のミュージックビデオを見たのをきっかけに
K―POPに関心を持っていた。
幼いころからバレエを習い、チアダンスもしていたため、
ダンスには興味があった。
韓国語ができず、最初は教室の友達と翻訳アプリを使って会話をしたが、
今やコミュニケーションに問題はない。
憧れのK―POPアーティストのダンスを学ぶことに夢中になったが、
いつしか舞台に立つことを夢見るようになった。
今は週5~6回教室に通い、毎日約5時間、汗を流している。
山本さんはこの春から韓国の高校で学ぶことを決めた。
ソウルの日本人学校には高等部がなく、進学を悩んだ。
日本人学校の生徒の場合、高校は日本に戻って進学するか
韓国のインターナショナルスクールに進むのが一般的で、
韓国の高校に進学するのはごくまれなケースだ。
だが、同じ夢を追いかける同世代の韓国人の仲間にも恵まれ、
「ここで出来るところまでやってみよう」と思ったという。
山本さんが入学するのはソウル市内にある「大一観光高校」。
山本さんが入学するのはソウル市内にある「大一観光高校」。
同校は専門人材の早期育成を目指す特性化高校だ。
山本さんは「ビューティーアート科」で韓国人生徒と一緒に授業を受ける。
同校は15年から日本の高校と交流を行っており、
生徒の日本への関心も上昇。
今年初めて日本人生徒の受け入れを決めた。
今後、日本人を含む外国人生徒をさらに受け入れるための環境整備を
行う方針という。
山本さんは3月に入学し、新生活を始める。
山本さんは3月に入学し、新生活を始める。
学校に通いながら、韓国芸能事務所のオーディションも受け続ける考えだ。
もう10回以上も落ちたが、諦めてはいない。
「国籍は違っても夢を与えられる存在になりたい。
ダンスを通じ、日韓の懸け橋になるような仕事がしたい」と目を輝かせた。
山本さんみたいな子が、これからはどんどん増えていくだろうな。
ドリームハイの「キリン高校」のような学校もできているんだろうか?
ドリームハイ・・・懐かしいなあ~
出ていた若手の俳優は、今は韓国でトップ俳優になっているね。