
制作から6年!凄いドラマだった『ドリームハイ』
あとから振り返ったときに、「あのドラマは本当に凄かった」と
改めて実感できる作品がある。
韓国で2011年の前半に放送された『ドリームハイ』がまさにそうだ。
どこが凄いかというと、その後の人気スターを軒並み輩出しているのだ。
ペ・スジ、キム・スヒョン、2PMのテギョンとウヨン、IUなど……。
出演当時は新人にすぎなかったが、今はこぞってビッグネームになっている。
歌って踊れる出演者
ドラマ『ドリームハイ』は、スターを夢見る若者たちが集う芸能高校が舞台。
そこで繰り広げられた愛と青春の物語であった。
ペ・ヨンジュンとパク・ジニョンが共同でプロデューサーを務めていた。
このドラマでは、スター養成学校という、
今まで誰も手をつけなかったジャンルに挑戦したので、
若手のK-POPアーティストや新人俳優たちが多く起用された。
共同プロデューサーのペ・ヨンジュンは「ドラマでは歌って踊れる若者たちが多く登場するので、
作品にリアリティーを持たせるためにも、
実際に歌って踊れる人たちを起用しました」と語っていた。
新しい発見に満ちていた
ペ・ヨンジュンが言うとおり、作中で繰り広げられる歌やダンスは華やかで素晴らかった。
それだけでも『ドリームハイ』を見る価値があると言えた。
しかし、現実には『ドリームハイ』で演技に初挑戦する者が多く、
序盤では演技力に対して批判的な声が多くあがった。
しかし、スタッフや俳優たちはそうした批判の声を真摯に受け入れ、
改善点を模索しながらドラマ作りに励んだ。
その結果、『ドリームハイ』は、初回放送からグングンと視聴率を上昇させていった。
その姿はドラマと現実がリンクしているようで、明日のスターの誕生を予感させた。
また、どこまでもリアルな芸能界を再現することに力を注いだので、
普通の人が知らなかった芸能界の光と影を見ることができた。
特に、作中で行なわれたオーディションの風景は、毎回新しい発見に満ちていた。
韓国で放送時には、「オーディションが本当に行なわれているように感じた」
「出演者たちの体験談みたいで面白い」と言った感想が多く寄せられた。(
多くのスターを続々と生み出した
ドラマに登場する若者たちの設定も良かった。
コ・ヘミ(ペ・スジ)、ソン・サムドン(キム・スヒョン)、チン・グク(テギョン)
という若者たちが繰り広げる危うい三角関係にはハラハラさせられたが、
描き方がピュアで新鮮だった。
また、一見すると華やかに見える芸能界の世界で
、泥臭くも必死に奮闘する若者たちの姿には、年齢を越えて共感できる部分が多かった。
結局、『ドリームハイ』の成功によって、出演者たちも大いに脚光を浴びるようになった。
ガールズグループのmissAのメンバーで、まだ16歳だったペ・スジ。
彼女は物語序盤ではたどたどしい演技でネット上で叩かれたが、
回を重ねるごとに役者として成長していった。今は若手のトップ女優と言える存在だ。
キム・スヒョンは歌唱力に恵まれた素朴な青年を演じたが、
まだ新人だった彼もこのドラマで有名になり、中国では韓流を象徴するようなスターになった。
2PMのメンバーとして活動していたテギョンとウヨンも
『ドリームハイ』で重要な役にキャスティングされ、俳優としての実績を積み重ねた。
いわば、『ドリームハイ』が飛躍台になったのだ。それはIUも同じで、
彼女も『ドリームハイ』を契機に人気スターの仲間入りを果たした。
このように、多くのスターを続々と生み出した『ドリームハイ』。
6年経った今だからこそ、その凄さがよくわかる。
文=「ロコレ」編集部

このドラマに出たメンバーは本当に活躍してますね。
スヒョン、IU、スジ、テギョン
みんな主役を演じていますね。
そして、とても魅力的な俳優さんになりました・・・
このドラマから6年か…………
月日が経つのは早いなあ〜